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 日経クロステック土木面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年2月3日~2月9日に読まれた記事の1~10位までを、本日2月3日~2月9日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:荒川の水門を閉鎖せよ!キッザニアと国交省が初連携

 水防災の普及・啓発を目的に、子供を対象とした「洪水から街を守る仕事体験 in 荒川」が開催された。国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所と、子供の職業・社会体験施設「キッザニア(KidZania)」による初の連携プログラムだ。夏から秋にかけて毎年、大雨による大きな被害が続く。

2位:海の真ん中でも誤差数センチ、「みちびき」の実力を検証

 建機の自動化に欠かせない高精度な位置情報や、都市の変化を面的に捉える衛星写真。宇宙から手に入る地球のビッグデータは、建設現場や都市計画の在り方を大幅に変える可能性を秘める。近年、民間企業が相次いで宇宙ビジネスに参入したことで、多種多様なデータの活用策や解析サービスが登場し始めた。

3位:補修・補強の実戦経験買われ建材メーカーなどからNEXCO東日本へ

(写真:日経コンストラクション)
(写真:日経コンストラクション)

 発注機関に勤める技術者は受注者側と異なり、資格の取得が仕事に必須というわけではない。しかし、インフラ整備で本来の職責を果たそうとすれば、受注者と同等以上の技術力が求められる。資格の保有を即戦力の証しと評価されて発注機関に中途採用され、活躍する技術者たちがいる。新潟県と群馬県の「上越国境」にまたがる全長10km超の関越自動車道関越トンネル。所管する東日本高速道路会社(NEXCO東日本)は、同トンネルの覆工コンクリートの剥落対策工事を2017年10月に終えた。この工事を担当した東日本高速の技術者の1人が、新潟支社湯沢管理事務所に勤務する児玉亮治氏だ。

4位:第二東京湾岸道が18年ぶり再始動、ルートに火種も

 国土交通省は、東京と千葉を結ぶ「第二東京湾岸道路」の整備に向け、18年ぶりに検討を再開する。建設ルートの有力候補とされていた東京湾奥部の浅瀬・干潟「三番瀬」の埋め立て問題を受け、これまで検討が中断していた。石井啓一国交相が1月17日、湾岸地域の渋滞緩和を求める千葉県の森田健作知事と会談し、「第二湾岸道路を中心とした検討を加速したい」と表明。

5位:世界初「水中レーザードローン」、河川管理の破壊的イノベーション

(写真:アミューズワンセルフ)
(写真:アミューズワンセルフ)

 水中の地形を面的に計測できる世界初のドローン搭載型レーザースキャナーが産声を上げた。アミューズワンセルフ(大阪市)とパスコのチームが開発に成功。4月にも正式に発売する。国土交通省は政府が2018年12月に閣議決定した「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための3か年緊急対策」に基づき、各地方整備局に配備し、河川管理に活用する。

6位:技術士とコンクリート診断士を引っ提げて中途入社

(写真:日経コンストラクション)
(写真:日経コンストラクション)

 阪神高速道路会社神戸建設所設計課の小坂崇課長代理は、同社の民営化後間もない2007年、技術士とコンクリート診断士を引っ提げて中途入社した。今や同社の技術力を支える1人になろうとしている。

7位:道路工事費を家屋修繕に流用、国交省が発覚1年で生煮え発表

(写真:国土交通省名古屋国道事務所)
(写真:国土交通省名古屋国道事務所)

 国土交通省名古屋国道事務所が2012年度に実施した国道の維持修繕工事で、沿道の住民に要求された家屋修繕などの費用に充てるため、工事費を千数百万円水増ししていたことが判明した。国交省中部地方整備局が1月23日に不正の事実を公表した。17年12月に住民が「過去に家屋を修繕してもらったことがある」などと名古屋国道事務所に話したことをきっかけに問題が発覚。

8位:橋脚沈下で南海電鉄脱線、損傷知りながら補強せず

(写真:運輸安全委員会)
(写真:運輸安全委員会)

 2017年10月の台風接近時に南海電鉄の普通電車が大阪府阪南市内の男里川(おのさとがわ)橋梁で脱線して乗客5人が負傷した事故で、運輸安全委員会は1月31日、降雨による増水で周辺地盤が洗掘されて橋脚が沈下・傾斜したことが原因とする調査報告書を公表した。

9位:初の交渉方式で構造不明橋を大改修

 完成から90年以上がたち、損傷が激しい長大橋を供用しながら大規模修繕する。建設時の記録がなく、部材の応力状態も分からない。国土交通省は設計交渉・施工タイプの契約方式を初めて採用。施工者は様々なリスクに備えた工法を提案し、工事に挑む。大阪平野を流れる淀川に架かる橋長724.5mの国道2号淀川大橋。

10位:銀座線渋谷駅を130m動かす

(写真:ケンプラッツ)
(写真:ケンプラッツ)

 巨大ターミナルの渋谷駅。再開発事業の一環で、2013年3月末で閉店した東急百貨店東横店の建物3階にある地下鉄銀座線のホームを、そっくり東へ130m移す。完成予定は2021年度。同時に進む駅ビル建て替えや駅前広場整備などの事業と調整しながら、10年度の着工から10年以上をかけた一大移設プロジェクトだ。その間、銀座線の営業は止めない。