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 日経クロステック土木面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年4月13日~4月19日に読まれた記事の1~10位までを、本日4月13日~4月19日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:安全対策に余念なし! 新規開通の中部横断道

 中部横断自動車道の一部となる静岡県内の新清水ジャンクションから山梨県内の富沢インターチェンジまでの約21kmと、山梨県内の下部温泉早川ICから六郷ICまでの約8kmが2019年3月10日、同日開通した。これにより、静岡県庁から山梨県庁までの所要時間が2時間5分程度となり、従来よりも30分ほど短縮する。筆者は開通直前に行われた新清水JCT─富沢IC間の現場見学会に参加した。

2位:リニア工事でトンネル陥没、中央アルプスルート

写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構
写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構

 岐阜県中津川市内のリニア中央新幹線中央アルプストンネルの建設工事で、非常口となるトンネルの地上部が直径約8m、深さ約5mにわたって陥没した。JR東海から工事を受託した鉄道建設・運輸施設整備支援機構が4月8日に発表した。原因は調査中だ。陥没が起こったのは、長野県と岐阜県にまたがる延長約23kmの中央アルプストンネルのうち、西端約4.7kmの山口工区。

3位:過大な“押し出し”でシールド機破損、広島高速

写真:広島高速道路公社
写真:広島高速道路公社

 広島高速5号線のトンネル工事でシールド機が破損し、掘削を中断している問題で、広島高速道路公社などが設けた施工管理委員会(委員長:小山幸則・立命館大学総合科学技術研究機構上席研究員)は4月12日、地質条件に対して過大な推力でシールド機を押し出した可能性があるとの検討結果を明らかにした。公社は掘削管理が不適切だったとして、シールド機の補修などにかかる費用の負担を施工者に求める方針だ。

4位:妖艶なステンレスの脚で100年耐久、羽田空港D滑走路

 波間から約1000本ものきらめく脚が立ち上がる。2010年10月に供用を始めた長さ2500mの羽田空港D滑走路。滑走路を支える桟橋を船から眺めると、妖艶な世界が広がっている。発注者である国土交通省がD滑走路の性能として求めたのは、100年間供用できること。桟橋の脚部は腐食を防ぐため、耐海水性ステンレス鋼によるライニングが施された。

5位:「経費だけ取って大半を丸投げ」の声

資料:日経コンストラクション
資料:日経コンストラクション

 公益法人との随意契約など国土交通省の施策を批判した結果、同省から圧力を受けて辞任に追い込まれた――。そんな主張で国を訴えていた建設コンサルタント会社の元社長が逆転勝訴する高裁判決が、2019年4月10日に出た。争いの背景にもなっていた国と公益法人との随意契約に関連して、04年7月に日経コンストラクションで報じた記事の一部を改めて公開する。文中の組織名や人名、制度などは当時のまま掲載する。

6位:Q.巨大アーチ架設時の高さ調整に利用したのは?

 東京港沖合の2つの埋め立て地に挟まれた幅約200mの東西水路。2020年東京五輪でボートやカヌーの競技会場となるこの水路に18年8月、長さ249.5mのアーチ橋「東西水路横断橋」が架かりました。アーチの鋼重は6230t。仮設の治具などを含めると総重量は7000tを上回ります。架設時は上下方向の高さ調整を慎重に実施する必要がありました。

7位:下請けの民間コンサルにもうまみ

資料:日経コンストラクション
資料:日経コンストラクション

 建設コンサルタント会社の元社長が国を訴えていた裁判で、2019年4月10日に元社長の主張を認める逆転判決が出た。訴えの内容は、公益法人との随意契約など国土交通省の施策を批判した結果、同省から圧力を受けて辞任に追い込まれたというものだ。

8位:泡で覆って音を消す、コンクリートの破砕で驚きの防音技術が続々

 コンクリートの破砕作業で生じる音は、多くの建設現場で悩みの種となる騒音の1つだ。特に、油圧ショベルのアタッチメントとして装着するブレーカーで構造物を解体する場合は、大型のノミを連続的に打ち付けるため、大きな音が続けて出る。近隣への配慮が欠かせない。大きな爪で対象物をつかむ圧砕機などを使えば、比較的静かに解体できる。

9位:建設コンサルタント会社ランキング

資料:日経コンストラクション
資料:日経コンストラクション

 表で省略している建設コンサルタント部門の正式名は以下の通り:河川・砂防=河川、砂防および海岸・海洋/港湾・空港=港湾および空港/上水・工水=上水道および工業用水道/都市計画=都市計画および地方計画/土質・基礎=土質および基礎/鋼・コンクリ=鋼構造およびコンクリート/施工計画=施工計画、施工設備および積算。

10位:建設コンサルで急拡大する「i-Con」の波

資料:日経コンストラクション
資料:日経コンストラクション

 「i-Construction」という言葉を聞くと、建設現場での施工の合理化をイメージする人が多いかもしれません。特に建設産業以外に従事する方は、そう感じるのではないでしょうか。しかし、i-Constructionの取り組みは、調査や設計といった建設コンサルタント会社が担う仕事の領域にも広がっています。