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 日経 xTECH土木面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2018年11月25日~12月1日に読まれた記事の1~10位までを、本日11月25日~12月1日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:開通まで2年弱!横浜環状北西線が全容現す

 2020年東京五輪までの開通を目指して、横浜市と首都高速道路会社が事業を進める横浜環状北西線。完成まで2年を切るなか、高架やトンネルの全容が見えてきた。筆者は18年夏以降に催された3回の現場見学会に参加。現地の状況をお伝えする。

2位:埋設物の確認怠り5000戸断水、北陸新幹線の地質調査

京都市左京区の宝が池公園内で掘削作業中、地下に埋設された配水管を損傷。配水管から水があふれ出た(写真:京都市)
京都市左京区の宝が池公園内で掘削作業中、地下に埋設された配水管を損傷。配水管から水があふれ出た(写真:京都市)

 北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸ルート選定に伴う京都市内のボーリング調査で11月22日、地中の水道管の位置を確認せずに掘削して損傷し、市内の約5000戸が断水する事故が発生した。水道を管理する京都市は、「めったに起こらない規模の断水」と問題視。調査業務を発注した鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)に再発防止を求めるとともに、復旧にかかった費用などを請求する考えだ。

3位:最下段のアンカーが抜けたのはなぜ?

グラウンドアンカーを設置中の切り土法面
グラウンドアンカーを設置中の切り土法面

Question
風化や変質作用を受けた砂岩と頁岩(けつがん)の互層をなす岩盤斜面を5段にわたって切り土していた。その際、切り土法面の安定性を確保するために、グラウンドアンカーを設置しながら施工していた。上から順に4段目までアンカーの設置を終え、最下段の5段目の法面のアンカーを設置していた時だ。

4位:本来の落札者が受注できず、仙台市の積算ミスで30件

資材単価の誤りに関する調査結果を公表した仙台市のホームページ(資料:仙台市)
資材単価の誤りに関する調査結果を公表した仙台市のホームページ(資料:仙台市)

 仙台市が2017年度以降に実施した入札で予定価格などに誤りがあり、本来なら落札したはずの会社が受注を逃した工事が30件あったことが分かった。予定価格算出の基となる資材単価の設定を間違っていた。誤った単価を用いた工事は590件に上り、そのうち292件では最終支払額に過不足が生じていた。市が11月16日に明らかにした。

5位:建設現場を閉所せず週休2日、国交省が交代制検討

週休2日推進に向けた国土交通省の取り組み
週休2日推進に向けた国土交通省の取り組み
(資料:国土交通省)

 国土交通省は建設現場の週休2日促進に向け、土曜と日曜に閉所しなくても、技能者らが交代で週2日休めば、通常の週休2日と同様に工事費の割り増しなどを認める制度の検討を始めた。学識者や業界団体で構成する委員会を11月21日に開き、交代制導入に当たっての課題などについて意見を聞いた。

6位:切り土中に局所崩壊したのはなぜ?

Question
細長い尾根を周回する道路のルートをショートカットするため、尾根を切り土する工事を実施していた。周辺には硬い砂岩や泥岩の互層が至る所に露出している。切り土の規模が大きくなる尾根部で調査ボーリングを2カ所実施したところ、いずれも固結度が高く良質な軟岩が浅い部分から連続していた。ところが、2段目の法面まで切り土を進めたとき、1日当たり30mm程度の降雨があって法面が局所的に崩壊した。その後、緩い勾配で切り直したところ、再び崩壊が発生した。

7位:自己修復材料が巻き起こすゲームチェンジに備える素材メーカー

航空機材料の変遷(資料:平川 教嗣)
航空機材料の変遷(資料:平川 教嗣)

 高分子材料といった化学品、鉄、非鉄金属、セラミックス、紙など素材には、多岐にわたる種別がある。高分子材料の1つであるプラスチックの分野は、自動車をはじめとするさまざまな産業で幅広く使用され、マーケット規模が伸びてきている。種々のプラスチックが大量生産されるようになってからまだ50~60年程度。金属やセラミックスなどに比べてその歴史は浅く、素材としての伸びしろは十分にある。

8位:外国人労働者の在留資格を新設、建設業は初年度に最大6000人

2017年10月時点で、建設業の技能実習生の数は全国で3万人を超える。工事現場で見かけることも少なくない(写真:日経コンストラクション)
2017年10月時点で、建設業の技能実習生の数は全国で3万人を超える。工事現場で見かけることも少なくない(写真:日経コンストラクション)

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けて新たな在留資格を設ける出入国管理法(入管法)改正案を巡り、政府が建設業の受け入れ人数を初年度に5000~6000人、5年間で3万~4万人と見込んでいることが分かった。11月14日に業種別の受け入れ見通しを発表した。政府・与党は2019年4月の新資格導入に向けて改正案の成立を目指すが、受け入れ体制の不備などを指摘する野党の反発が続いている。

9位:過度な入札参加要件に疑問

主要発注者85機関の入札制度。日経コンストラクション2017年8月14日号 特集から
主要発注者85機関の入札制度。日経コンストラクション2017年8月14日号 特集から

 地方の建設コンサルタント会社に勤めている。業務の合間を縫って、新技術や施工事例などの情報収集が欠かせない。多くの発注者が総合評価落札方式やプロポーザル方式を採用するなか、優れた技術提案書を作成できるようにするためだ。ところが、中小の会社にとって悩ましいのが、入札参加要件として求められる「同種業務の実績」だ。

10位:国道357号東京港トンネル、東行きが貫通

台場側のたて坑に到達した機体外径12.2mの泥土圧式シールド機(写真:日経コンストラクション)
台場側のたて坑に到達した機体外径12.2mの泥土圧式シールド機(写真:日経コンストラクション)

 国道357号東京港トンネルの東行きトンネル(山側)が1月17日に貫通。工事を管轄する国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は2月10日、シールド機が顔を出した到達たて坑内を報道陣に公開した。