
勝村幸博の「今日も誰かが狙われる」
目次
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ビデオ会議「Zoom」は本当に危ないのか? 3つのセキュリティー問題でこれが怖い
新型コロナ対策のテレワーク急増により、ビデオ会議「Zoom」の人気が高まっている。一方で、セキュリティーに関する問題が次々と報告されている。だが、Zoomのセキュリティー問題がいくつもあるために誤解が生じているようだ。きちんと理解した上で利用するかどうかを判断する必要がある。
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新型コロナで急増必至の「ビジネスメール詐欺」、事例調査で分かった驚きの共犯者
企業版の振り込め詐欺である「ビジネスメール詐欺」が猛威を振るっている。だが国内での被害状況はよく分かってない。そこでJPCERT/CCは実態調査を実施。その結果、「恐るべき共犯者」の存在が明らかになった。
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新型コロナ便乗の詐欺や攻撃が猛威、ウイルス入りの「感染マップ」も登場
新型コロナウイルスに便乗するネット詐欺やサイバー攻撃がとどまるところを知らない。時間がたつにつれて、多様化かつ巧妙化した手口が次々と出現している。被害に遭わないためには手口を知ることが第一。新型コロナに便乗した詐欺や攻撃の最新状況をお伝えする。
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新型コロナで「便乗」が新たな脅威に、便乗詐欺と便乗サイバー攻撃が次々現る
新型コロナウイルスが日常生活を脅かしている。生命の危機に関わるこの非常時、情報セキュリティーなど二の次と考えている人は多いだろう。だが、こんなときこそ注意が必要だ。サイバー攻撃者はユーザーの注意がおろそかになる非常時を狙うからだ。
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人気ユーチューバーが震え上がる「脅迫メール」出現、悪夢のような内容とは
新たなサイバー脅迫が報告された。子どもたちの憧れの的である人気ユーチューバーやブロガーが震え上がるような内容だ。一体、どういった脅迫なのだろうか。
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IEにパッチ未公開の危険な脆弱性が見つかった、でも騒がれない「悲しい理由」
IEにとても危険な脆弱性が見つかった。悪用した攻撃が国内外で確認されているものの修正プログラム(パッチ)は未公開。こんな状況でありながら話題にならなかったのはなぜだろうか。
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パスワードを盗まずにアカウントを乗っ取る、新型フィッシングの恐ろしすぎる手口
フィッシング詐欺の新しい手口が報告された。パスワードなどを偽サイトに入力しなくてもクラウドサービスのアカウントを乗っ取られる恐れがある。果たして、どんな手口なのだろうか。
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「AIセキュリティー」は万全ではない、過度な期待は禁物と肝に銘じるべき理由
AIを活用しているとうたうセキュリティー製品が次々と市場に出ている。「未知ウイルスを検出できる」などとうたう製品もあるが、本当だろうか。
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社内PCに潜んで「攻撃命令」を静かに待つ、あのウイルスの恐怖はこれからだ
最近は報じられることが減っていて、沈静化したように見える「Emotet」ウイルス。だが油断してはいけない。異常が見られなくても、あなたのパソコンはEmotetに感染している可能性がある。
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Wordファイルは危ないと心せよ、あの「便利な機能」がEmotetウイルスを呼ぶ
Emotetウイルスが大きな被害をもたらしている。なぜこれほど感染を拡大したのだろうか。理由の1つは「Wordファイル」を使っているためだ。
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極悪なのに「ファンシーベア」、五輪狙うサイバー集団名がかわいすぎる理由
米マイクロソフトは、悪名高きサイバー攻撃者集団「ファンシーベア(Fancy Bear)」が2020年の東京オリンピック・パラリンピックを狙っているとして注意を呼びかけた。このファンシーベアという名前、一体どこから来ているのだろうか。
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忘れてしまったパスワード、この方法でもしかしたら思い出せるかも
パスワードを忘れて難儀したことはないだろうか。どうしても思い出せないときの対処方法の1つを紹介しよう。
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犯罪の巣窟ダークウェブはあの軍事施設の跡地にあった、ドイツ警察が暴いた闇
犯罪の巣窟である「ダークウェブ」。その実体の一部がNATOの軍事施設跡地にあったという。ドイツ警察が明らかにした。一体、どういうことだろうか。
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手術の邪魔をして失敗に追い込む、「悪魔的」AIウイルスの所業
状況を自分で判断し、最も効果が高いタイミングで攻撃を仕掛ける「スマートマルウエア(AIウイルス)」の研究が進んでいる。最近、ある国際会議で「悪魔的」AIウイルス(スマートマルウエア)が発表された。ここぞというタイミングで手術の邪魔をして失敗に追い込むのだ。
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南大西洋に浮かぶ「アセンション島」から謎の電話、その驚くべき正体
筆者のスマートフォンに「アセンション島」から電話がかかってきた。アセンション島は南大西洋に浮かぶ、英国領の火山島である。なぜそんなところからかかってきたのか。当然、ご機嫌な理由ではなかった。
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アレクサに「電話して」と伝えたら、なぜか詐欺師につながる驚愕の詐欺が発覚
AlexaやSiriといった音声アシスタントでサポートセンターなどに電話をかけると、詐欺師につながる危険性があるという。原因は「SEOポイズニング」だ。
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「あなたの恥ずかしいビデオをばらまく」よりも怖い脅迫メールとは
脅迫メールの被害が後を絶たない。最近では「メールの受信者の恥ずかしい姿を撮影した」と脅すメールが流行した。だが、それよりももっと怖い脅迫メールが出回っている。
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巧妙すぎて防げるわけがない!ビジネスメール詐欺はここまで来た
「ビジネスメール詐欺(BEC)」の被害が後を絶たない。ビジネスメール詐欺は企業版の振り込め詐欺。2019年7月末には、対策している企業でもだまされるような驚きの手口が確認された。
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これはだまされる!受信して分かった「不在通知SMS」の巧妙さ
不在通知などを装った偽SMS(不在通知SMS)を使うネット詐欺が猛威を振るっている。筆者にも送られてきた。受け取って痛感した。これはだまされても仕方がない。
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崩壊する「HTTPS神話」、鍵マークはもはや信頼の証しではない
個人情報を入力するWebサイトでは、Webブラウザーに鍵マーク(錠マーク)が表示されているのを確認する――。筆者が何度も記事に書いたフレーズだ。だが、「鍵マークが表示されていれば安全」というHTTPSの神話は崩壊した。常識が変わったのだ。