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 経産省などが選ぶ「DX銘柄」に、前身から数えて8年連続で選定された東京センチュリー。祖業であるリースや金融の知見を生かしたサブスク支援など、独自のデジタル事業を展開する。経営トップとして同社を率いる馬場高一社長は、顧客向けだけでなく従業員向けの社内システムも「攻め」と捉え、改革にアクセルを踏む。

(聞き手は浅川 直輝=日経コンピュータ編集長、玉置 亮太=日経クロステック/日経コンピュータ)

馬場 高一(ばば・こういち)氏
馬場 高一(ばば・こういち)氏
2014年東京センチュリーリース(現東京センチュリー)入社。執行役員システム部門長兼経営企画部長、常務執行役員経営企画部門長兼経理部門長経営企画部長、取締役専務執行役員経営企画部門長などを経て2022年4月代表取締役社長に就任(現職)。(写真:村田 和聡)
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情報システム部門長を経験して2022年4月に社長に就任しました。経営トップとして、祖業であるリース業をデジタル技術を生かしてどう成長させますか。

 様々なメーカーの製品が持つアセットバリュー(資産価値)を、個人や法人、公的機関といった顧客により便利に使っていただく、そのための付加価値やサービスを提供するのが当社の原点です。具体的には、自動車からサーバー、太陽光パネルまで様々なアセットバリューが中心にあって、それを使いやすくするための金融、サービス、事業から成るトライアングルが当社の事業の肝であると考えています。

東京センチュリーが京セラとの共同出資会社で運営する「滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所」
東京センチュリーが京セラとの共同出資会社で運営する「滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所」
(写真提供:東京センチュリー)
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