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トリドールHDは全業務システムを2023年4月までにSaaSに移す。2022年6月までに一部をSaaSに移行、定型業務の一部もBPOに移管した。「持たない」システムで海外展開や環境変化に素早く対応する体制を整える。

(写真提供:トリドールホールディングス)
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 丸亀製麺などの飲食店を国内外で1724店舗(2022年4月末時点)展開するトリドールホールディングス(HD)は2023年4月までに、従業員が利用する全業務システムをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)に移行し、バックオフィスの定型業務をBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)に移管する。2022年6月にはその前段階として一部システムのSaaSへの移行と一部業務のBPOへの移管を完了。7月からはPOS(販売時点情報管理)システムの刷新や、1台で様々なキャッシュレス決済などに対応できる端末を導入し、店舗業務に関するシステムのクラウド化を進める。

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