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年100万時間分の作業量削減を掲げるりそなHDが新システムを稼働した。アーム型ロボとRPAの連係プレーで、従業員の仕事を完全自動化した。構築費は推定でわずか40万円ほど。たった2カ月でIT投資を回収できた。

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 りそなホールディングス(HD)に2019年5月、期待の「新人」が入社した。パソコンの定型作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの自動化ソフトと、小型のアーム型ロボットを連係させた新システムのことだ。小型ロボのサイズは高さ約30×幅15.8×奥行き15.8センチメートルである。

 新システムはこれまで従業員が1人で担当してきた仕事をそっくり引き受ける。その仕事とは、勘定系システムへのデータ入力作業と、出力された帳票に基づく各種の確認作業だ。従来、担当者は就業中、15分サイクルで入力と確認を繰り返す必要があった。

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図 りそなホールディングスの単票向け新システム
図 りそなホールディングスの単票向け新システム
勘定系システムの入力と帳票に関する業務を物理「ロボ」とRPAが代行
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りそなホールディングスが開発した新システムの動き

勘定系システムの入力と帳票に関する業務を、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの自動化ソフトと、小型のアーム型ロボットを連係させた新システムが代行する