グーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、アップルの「GAFA」が次に狙っているのは何か。クラウド、ビッグデータ、AI、量子コンピューターに続く、GAFAが生み出すテクノロジートレンドは何なのか。2015〜19年に日経BPシリコンバレー支局長を務めた筆者が、読者と共にデジタル社会の未来を追います。

中田敦のGAFA深読み
目次
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アマゾン第2本社はペンタゴンの「近所」、米軍専用ハードなど軍事に傾斜するAWS
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)が米バージニア州アーリントンで建設を進めてきた第2本社が2023年5月下旬、ついにオープンした。住所はバージニア州だが、米国の首都ワシントンDCからポトマック川を挟んだ対岸で、近くには米国防総省(ペンタゴン)もある。
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生成AIだけじゃない、量子コンピューターと核融合発電に関与する30代経営者の正体
クイズです。生成AI(人工知能)、核融合発電、量子コンピューターの全てに深く関与している、まだ30代の若手経営者とは誰でしょうか――。
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生成AIに強いメタがChatGPT対抗サービスを提供できない、謎の理由が判明
生成AI(人工知能)の世界では、米OpenAI(オープンAI)と米Microsoft(マイクロソフト)による連合と米Google(グーグル)が頂上決戦を繰り広げているが、続く3番手を挙げるとすれば米Meta(メタ)だろう。
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ChatGPTなどLLMがセキュリティー対策の味方に、ウイルス対策ソフトをしのぐ実力
ChatGPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM)は、企業のセキュリティー対策にとって敵なのか、それとも味方なのだろうか。
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1カ月で10個以上の「OSS版ChatGPT」が登場、その学習手法が物議を醸す訳
最近、米OpenAI(オープンAI)のチャットボットAI(人工知能)「ChatGPT」に匹敵する性能があるとするオープンソースソフトウエア(OSS)が次々と登場している。ユーザーにとって好ましい状況が生まれつつある一方、その学習手法が物議を醸してもいる。
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オープンAIが巨大言語モデルGPT-4の重要情報を公開せず、AIの性能向上に深まる謎
米OpenAI(オープンAI)が2023年3月中旬にリリースした最新の巨大言語モデルGPT-4については、大きな「謎」がある。機械学習モデルの規模(パラメーター数)や学習させたデータ量が明らかにされていないのだ。
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GPT-4で「マルチモーダル」の威力痛感、アプリの世代交代に技術者は生き残れるか
過去3カ月間ほどIT業界の話題は「チャット」一色だったが、これからしばらくは「マルチモーダル」一色になるだろう。米OpenAI(オープンAI)が2023年3月14日(米国時間)、テキストに加えて画像の意味も理解できるマルチモーダルな基盤モデル「GPT-4」を発表したからだ。
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米国でAIスタートアップが巨額資金調達、起業家はグーグルやオープンAIの研究者
米国で再びAIスタートアップが巨額の投資を集め始めている。今度の主役は、米Google(グーグル)や米OpenAI(オープンAI)などで巨大言語モデルや生成AIの重要な論文を執筆した有力研究者が独立して起業したスタートアップである。
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ChatGPTを検索エンジンとしては使うな、責任ある大企業Microsoftの判断に疑問
検索エンジンBingに「ChatGPT」をいち早く組み込んだ米Microsoft(マイクロソフト)の動きは、米Google(グーグル)への対抗策として非常にインパクトがあった。しかしMSの今回の決断は、大きな禍根を残す可能性がある。
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ChatGPTが鳴らした号砲、グーグルは自ら主力ビジネスを破壊できるか
ChatGPTはAI(人工知能)の世界を一変させてしまったようだ。つい3カ月前まで、AIがデタラメな文章を出力するのはタブーとされていた。しかしChatGPTの登場以降、人々はAIの過ちに突然寛容になり、チャットボットAIが一気に社会に受け入れられようとしている。
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ザッカーバーグの「焦り」が分かった、メタの先を行く中国テンセントクラウド
米Meta(メタ)はメタバースのプラットフォームを提供する意向だが、この分野でメタに先行する大手クラウド事業者がある。GAFAのライバルである中国勢BATの一角、騰訊控股(テンセント)だ。
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チャットボットAIの返答は全て「幻覚」、最大の難関はハルシネーションの善悪問題
2023年における最重要テクノロジーは「ChatGPT」に代表されるチャットボットAI(人工知能)だ。Webを検索せずともユーザーの調べたいことに答えてくれるチャットボットは、Google検索を脅かす存在になると見なされ始めている。
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グーグルの広告ビジネスを直撃、2023年にGoogle検索を脅かす挑戦者が現れる
2023年は、米Google(グーグル)の本業である「Google検索」を脅かす挑戦者が台頭する。挑戦者とは、巨大言語モデルを使う質問応答エンジン「ChatGPT」の進化版だ。
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69件もの新発表があったAWS re:Invent、「GAFA深読み」記者が注目したトップ3
「AWS re:Invent 2022」では69件の新サービスや新機能が発表された。それらの中から筆者にとって印象的だったものを3つランキング形式で紹介しよう。
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デタラメなリポート執筆した「AI科学者」が炎上、以前から危なかったメタの姿勢
人間が書いたかのような文章を生成できるAI(人工知能)「巨大言語モデル」の社会実装はまだ難しい。そんな思いが強まる事件が2022年11月に起きた。Facebookの運営元、米Meta(メタ)が公開した「AI科学者」である「Galactica」の炎上事件だ。
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メタの致命傷は5兆円超え設備投資、絶好調のAI研究は今後どうなる
Facebookの運営元、米Meta(メタ)が苦しんでいる。2四半期連続で売上高が前年割れしたため、人員も1万1000人を削減する。皮肉なことに同社のAI開発は絶好調だが、救世主にはならなそうだ。
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YouTube広告の不振は看過できない、初の前年割れでこれから何が起きるのか
YouTube広告の売上高が初めて前年割れした。転機を迎えたYouTubeにこれから何が起きるのか。決算説明会における経営幹部の発言から予測しよう。
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グーグルがクラウド新サービスを大量発表、「GAFA深読み」記者が注目したトップ3
米Google(グーグル)が2022年10月11~13日(米国時間)にクラウドの年次イベント「Google Cloud Next 2022」を開催し、数十件の新サービスを発表した。それらの中から筆者にとって印象的だったものを3つランキング形式で紹介しよう。
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グーグルがあの「Area 120」をリストラ、スターAI研究者の社外流出も相次ぐ
米Google(グーグル)にとっても、社内スタートアップの育成は容易ではないようだ。同社の社内インキュベーション機関「Area 120」で2022年9月中旬、14件あった製品開発プロジェクトのうち7件をキャンセルしたとの報道があった。
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筆者を後悔させたグーグルMAXIMの実力、写真の手ぶれやノイズをAIが驚異の補正
ひどい手ぶれ動画やノイズまみれの写真を、AI(人工知能)がきれいに修正する。米Google(グーグル)が2022年9月8日(米国時間)、動画や写真の様々な不備を修正するAIである「MAXIM」のソースコードや学習済みモデルをオープンソースとして公開したと発表した。
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