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長時間再生と音へのこだわりを両立した「NUARL NT01AX」

 2つめはエム・ティ・アイの「NUARL NT01AX」。2019年4月現在、TE-D01dと並んで高い人気を集めている。イヤホンのみで約10時間駆動し(SBC/AACコーデックでの再生時)、ケースによる充電と合わせると35時間使用できる。実勢価格は1万8000円前後(税抜)だ。

エム・ティ・アイの「NUARL NT01AX」。製品の色は2種類ある
エム・ティ・アイの「NUARL NT01AX」。製品の色は2種類ある
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ケースは軽量コンパクトで持ち運びやすい。充電用端子はmicro USB
ケースは軽量コンパクトで持ち運びやすい。充電用端子はmicro USB
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 TE-D01dと同様に、耳に張り出して支えるフィンが付いていて装着時の安定感が高い。イヤーピースは標準品に加え、高機能な交換用イヤーピースとして人気の高い台湾SpinFitの製品が付属する。それぞれ装着感や音の印象が異なり、好きな方を使える。他の製品では、標準のイヤーピースのみを付属するのが一般的だ。

 操作ボタンは上部に付いていて押しやすい。防水性能はIPX4相当。対応コーデックはaptX、AAC、SBCの3種類。

 実勢価格は今回取り上げた3製品で最も高いが、音質は他製品よりやや上をいくと感じた。高音域から低音域までクリアで音の粒立ちが良く、滑らかさがあり、楽器やボーカルの細かいニュアンスを聞き取れる。低音については、一歩前に出てきたような迫力や音圧が感じられる。

 AVIOT TE-D01dと音の傾向は似ているが、音のベールをさらに1枚剥いだような印象だ。ライブ録音の音源を聴くと、3製品の中では最も音楽が鳴っている空間の広さを感じ取れる。