特長は、付せんとボールペンをIDカードホルダーに収容できる点だ。仕事中には、ちょっとメモしたいシーンが多々ある。備忘録のメモが欲しい、上司や同僚の机にメモ書きを残したい、といった状況はよくあるだろう。
付せんは大小2種類ある。大きいサイズはメモ用、小さいサイズは資料に張り付けるしおり代わりといった具合に、使い分けができて便利だ。
ボールペンは薄型で持ちやすいとはいえないが、カード型のフォルムはスタイリッシュで、収納に無駄が無い。ボールペンの原型は、ゼブラが1986年に発売したカード型筆記具の「カーディー」だ。当時は様々なものがカード型になり、人気を博した。携帯性に優れた筆記具は、いつの時代もビジネスパーソンに重宝される。
名刺入れ機能は、カタログで「2~3枚収容可能」となっている。筆者が試したところ、一般的な厚さなら5~6枚は余裕で収まった。薄めの名刺なら10枚入れても無理なくケースを閉じられる。普段使いの名刺入れとして使うのは難しいかもしれないが、急場をしのぐ目的なら十分だろう。
IDカードホルダーがすぐ書けるメモ帳に
IDカードホルダーをメモ帳にする製品もある。バリューイノベーションの「IDケースwith保存するメモ」だ。同社は無駄をそぎ落としたデザインが特徴的なブランド「abrAsus(アブラサス)」を展開しており、IDケースwith保存するメモもそのラインアップの一つだ。
IDカードを入れる裏面が、メモ用紙を挟み込む「ジョッター」と呼ばれるツールになっている。専用のペンも付属しており、ノートやスマホより素早くメモを取れる。