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クラウドインフラの設定やアカウントの統合管理が伸びそう

今後伸びそうなサービスや製品は。

 最近、チェック・ポイントが買収した「Dome9」に注目している。Dome9はマルチクラウド環境のセキュリティー対策をするソリューションで、APIで情報を取得し、アカウントや設定を確認したり、不適切な設定を指摘したりする。

 様々なクラウドサービスを使う企業でも、IaaS(Infrastructure as a Service)の設定や保持しているアカウントなどを統合的に管理できていないことが多い。例えば小さな会社でも、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のアカウントを部署ごと、チームごとに持っていて、誰が何をどう管理しているか分からないといったことがある。設定やアカウント管理に不備があっても把握できておらず、侵害されてしまう。

 クラウドサービスをどのように使っていくかは経営課題の一つだ。クラウドのアプリケーションレベルのセキュリティー対策ソリューションとしては、CASB(Cloud Access Security Broker、キャスビー)があるが、クラウド基盤向けの統合型セキュリティーはあまりない。今後はこのあたりのニーズが高まってくると考えている。アズジェントでも取り扱いを検討中だ。

 アズジェントはコネクテッドカー向けのセキュリティー製品も取り扱っている。例えば電子制御ユニット(ECU)をハッキングされないようにする「Carwall」、複数のコネクテッドカーのうち異常な振る舞いをするクルマを検知する「Upstream」などだ。一般企業向けというより産業基盤向けだが、2~3年後にはこうした製品のニーズも高まるだろう。

■変更履歴
申し入れにより、アズジェントにおけるDome9の取り扱いに関する記述を変更いたしました。本文は修正済みです。 [2019/05/20 11:30]