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2019年5月21日(米国時間)から、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 May 2019 Update(May 2019 Update)」の配信が順次始まった。主要な新機能や変更点を見ていこう。

 May 2019 Updateでは、Windows Mixed Reality(MR)に大きな変更があった。これまでWindows MRで起動できるのはストアアプリに限られていたが、今回の更新で一般的なデスクトップアプリも起動できるようになった。

注:本記事はプレビュー版であるWindows 10 1903 Build 18362.53を基に執筆しており、通常のWindows Updateでリリースされる版とは異なる可能性がある。
VR空間でGoogle Chromeを起動した様子。従来は起動できなかった
VR空間でGoogle Chromeを起動した様子。従来は起動できなかった
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 Windows MRとは、OSにVR(仮想現実)プラットフォームを搭載する機能だ。対応のVRヘッドセットをPCに接続するだけで、特別なソフトをインストールすることなくWindows 10上でVRを体験できる。2017年10月公開の「Windows 10 Fall Creators Update」で搭載された。

 Windows MRを使うには、「Mixed Reality ポータル」というWindows 10に標準搭載のアプリケーションを起動する。すると、3Dグラフィックスで構成されたVR空間内の建物に入れる。建物は「クリフハウス」と「スカイロフト」の2種類から選べる。

 VR空間内ではアプリケーションを起動できる。VR空間にはWindowsのスタートメニューに相当するUI(ユーザーインターフェース)が用意されており、そこからアプリケーションを選択すればよい。

VR空間でWindows 10のスタートメニューに相当するUI
VR空間でWindows 10のスタートメニューに相当するUI
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 Windows MRでは、3Dグラフィックスで表現されるゲームやエンターテインメントなどのVRアプリケーションだけでなく、2Dグラフィックスのアプリケーションも起動できる。例えばWebブラウザーの「Microsoft Edge」を起動し、VR空間内の大画面でブラウジングや動画視聴を楽しめる。

Microsoft Edgeを起動した様子。大画面でYouTubeの動画も再生できる
Microsoft Edgeを起動した様子。大画面でYouTubeの動画も再生できる
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