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 これまでWindows MRで起動できるアプリケーションの形式は、「ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリ」に限られていた。UWPアプリとは、一般的にいうストアアプリのことである。それが今回の更新により、一般的な「Win32 アプリケーション」、つまり通常のデスクトップアプリもVR空間で起動できるようになったのだ。

 この結果、Windows MRで使えるアプリケーションは格段に増えた。例えば、Win32 アプリケーションであるWebブラウザーの「Google Chrome」をVR空間で起動できるようになった。従来、VR空間内で使えるWebブラウザーは、UWPアプリのMicrosoft Edgeだけだった。

メニューの「クラシックアプリ」から起動

 Windows MRでいくつかのWin32 アプリケーションを起動して、実際の使用感を確認してみた。使用した環境は、米マイクロソフト(Microsoft)のタブレットパソコン「Surface Pro 6」と、台湾エイサー(Acer)のVRヘッドセット「Acer Windows Mixed Reality ヘッドセット AH101」の組み合わせである。

今回使った環境
今回使った環境
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 Win32 アプリケーションは、「スタート」-「すべてのアプリ」-「クラシック アプリ」と選択すると一覧表示される。ここからAH101のモーションコントローラーを操作してアプリケーションを選択すると起動できる。

Win32アプリケーションは、スタートメニュー内の「クラシックアプリ」から起動
Win32アプリケーションは、スタートメニュー内の「クラシックアプリ」から起動
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 Google ChromeはVR空間で複数起動できた。ウインドウを何個も同時に開き、並べておくことも可能だ。アドレスバーにURLや検索キーワードを入力するには、仮想キーボードを使う。VR空間にキーボードが大きく表示され、モーションコントローラーでポインターを操作してキーを押す必要がある。これにはやや手間取った。

URLや検索キーワードの入力には、仮想キーボードを使う
URLや検索キーワードの入力には、仮想キーボードを使う
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