米マイクロソフト(Microsoft)の公式情報ではエクスプローラーの例だけを紹介していたが、他のアプリケーションでもWindowsからWSL側のファイルへのアクセスを使える。例えば「notepad.exe」の引数にWSL側のファイルを指定して起動すると、¥¥wsl$のパスに変換され、WSL側のファイルをWindowsのメモ帳で開くことができる。
WSL側のパスを指定してWindowsアプリを起動
WSLからWindows側のアプリケーションを起動する機能も強化された。起動オプションにWSL側のパスを指定すると、対応する¥¥wsl$以下のパスを参照した状態で、Windows側のアプリケーションを起動できるようになった。
エクスプローラーを例に説明しよう。WSLで「explorer.exe」を指定すると、Windows側でエクスプローラーが起動する。この際、起動オプションとして¥¥wsl$以下のパスを指定すると、WSL側のパス(フォルダーやファイル)を参照した状態でエクスプローラーを起動できる。