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ライトテーマの設定範囲を拡大

 今回のアップデートでは、WindowsのUI全体を白を基調とした「ライトテーマ」に切り替えられるようになった。スタートメニューやタスクバーをはじめとしたシステム系の表示は従来、黒を基調とした「ダークテーマ」になっていた。

ライトテーマを設定したWindows 10
ライトテーマを設定したWindows 10
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ダークテーマを設定したWindows 10
ダークテーマを設定したWindows 10
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 これまでもアプリケーションではライトテーマとダークテーマを選択できた。ただし、その対象は設定画面やテーマの変更に対応したストアアプリのみ。Windows自体のスタートメニューやタスクバー、アクション センター、タッチキーボードはテーマを変更できなかった。

 May 2019 Updateでは、これらの表示でもライトテーマを設定できるようになった。設定画面で「個人用設定」-「色」とたどり、「既定の Windows モードを選択してください」と記載された項目で「白」を選択すると、Windows全般の表示にライトテーマが適用される。タスクバーに表示されるエクスプローラーのアイコンもライトテーマで見やすいように変更されている。

アップデート前のエクスプローラーのアイコン
アップデート前のエクスプローラーのアイコン
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アップデート後のエクスプローラーのアイコン。ライトテーマに合うデザインに変更された
アップデート後のエクスプローラーのアイコン。ライトテーマに合うデザインに変更された
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 これまで、アプリはライトテーマがデフォルト設定である一方、Windowsはダークテーマしか設定できなかった。今回のアップデートにより、Windowsとアプリで統一感のある表現ができるようになった。これまで通り、アプリのテーマは個別に設定できる他、Windowsとアプリでテーマを別々に設定することも可能だ。