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新しいスクショツールを機能強化

 スクリーンショットは資料作成時によく使われる。Windowsでは古くから「Snipping Tool」という付属ツールが利用され、2016年8月の大型アップデート「Windows 10 Anniversary Update」からはSnipping Toolを強化した新ツール「切り取り&スケッチ」を標準搭載するようになった。

 May 2019 Updateでは、切り取り&スケッチでさらなる機能強化が行われた。撮影対象のアプリケーションを選択して、選択した部分だけのスクリーンショットを取得する機能が追加になった。これまでは画面全体のスクリーンショットを取得するか、必要な箇所を矩形(くけい)や任意の形で選択して切り取るかだった。

切り取り&スケッチを利用している様子。「ウインドウの領域切り取り」から、単一のアプリケーション領域のスクリーンショットを取得できる
切り取り&スケッチを利用している様子。「ウインドウの領域切り取り」から、単一のアプリケーション領域のスクリーンショットを取得できる
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 この他、「Snipping Tool」では対応していたが、切り取り&スケッチで使えなくなったスクリーンショットの遅延取得機能が追加された。

パスワードレスのサインインが可能に

 May 2019 Updateでは、電話番号を使って作成したMicrosoftアカウントを使い、パスワードを設定せずにWindowsにサインインする機能が追加となった。

 Microsoftアカウントはメールアドレスとひも付いている印象があるが、実は電話番号とひも付けても作成できる。今回の更新に合わせ、パスワードを設定しない「パスワードレスMicrosoftアカウント」の作成が可能になった。

 そして、May 2019 Updateで、パスワードレスMicrosoftアカウントによるWindowsへのサインインに対応した。パスワードレスMicrosoftアカウントには、パスワードが存在しない。そのため、アカウントが乗っ取られる危険性を小さくできる。攻撃者がアカウントを乗っ取るには、アカウント情報と携帯電話機(スマートフォン)を同時に盗み出す必要があるからだ。