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 カシオ計算機とアシックスは、ランナー向けのパーソナルコーチングサービス「Runmetrix(ランメトリックス)」を2021年3月4日に開始した。共同開発したモーションセンサーを装着してランニングをすると、同センサーが走りの特徴について20種類以上の指標に関する数値を算出。それをランナーにとって分かりやすい項目に置き換えて特徴を可視化し、改善点や練習プログラムなどを提示する。対象は初級者から上級者までと幅広く、ランナーのレベルに合わせたコーチングを実現しているという。

 モーションセンサー「CMT-S20R-AS」(税込み1万4080円)はGPS(全地球測位システム)と9軸センサーを内蔵した重さ約40gのデバイス。これを体の重心位置に近い腰の部分に装着することで、走行距離やペース、ピッチ、ストライドに加えて、蹴り出す加速度、体幹の傾きや骨盤の回転、接地衝撃などフォームに関する指標の数値を多数算出する。それらのデータを基に、バイオメカニクスの観点からアプリ上で3Dフォームの分析結果を表示する。こうした詳細な計測は従来、設備の整った施設でのみ可能だったとしている。

腰に装着するモーションセンサー「CMT-S20R-AS」。GPSと9軸センサーを内蔵する。重さは約40g
腰に装着するモーションセンサー「CMT-S20R-AS」。GPSと9軸センサーを内蔵する。重さは約40g
(写真:カシオ計算機、アシックス)
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 具体的には、フォームを6つの項目で評価して総合スコアを表示するほか、改善点についてアニメーションを交えてアドバイスする。さらに目的に合わせたランニングプログラムやからだづくりのプログラムも提示する。

センサーが算出する20種類以上の指標から、ランニングフォームに関して「骨盤を軸とした全身の連動」「負担の少ない接地」「安定した姿勢」など6つの項目で評価する。さらに総合スコアも表示する
センサーが算出する20種類以上の指標から、ランニングフォームに関して「骨盤を軸とした全身の連動」「負担の少ない接地」「安定した姿勢」など6つの項目で評価する。さらに総合スコアも表示する
(図:カシオ計算機、アシックス)
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