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 「造船技術を応用してワイヤでピッチを持ち上げる『アリーナ兼スタジアム』を検討している」。Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)チェアマンの村井満氏は、スタジアム・アリーナのビジネス化を問われ、こんな構想を披露した。

 これは、「第2回 スポーツ ビジネス 産業展」(2019年2月27日~3月1日、幕張メッセ)にて開催されたセッションの一幕だ。「Jリーグ、Bリーグ、Vリーグ チェアマン対談 躍進する3リーグのトップが語るスポーツビジネスの展望 ~集客、エンタメ性の向上、会場、グッズに対する施策とは~」と題するセッションには、村井氏とともに、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)理事長の大河正明氏、日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ)代表理事会長の嶋岡健治氏の3名が登壇した。各リーグのトップが語るビジネス化への展望を紹介する。

写真左から、モデレーターを務めたTBSアナウンサーの土井敏之氏、Jリーグの村井満氏、Bリーグの大河正明氏、Vリーグの嶋岡健治氏
写真左から、モデレーターを務めたTBSアナウンサーの土井敏之氏、Jリーグの村井満氏、Bリーグの大河正明氏、Vリーグの嶋岡健治氏
(写真:浅野智恵美)