スポーツとイノベーション
目次
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五輪は日本の伝統文化やサブカルを世界に発信するチャンス
東京2020大会組織委員会 天野春果氏に聞く(下)
算数ドリル、宇宙と『機動戦士ガンダム』を組み合わせた「G-SATELLITE(ジーサテライト)」など、オリンピック・パラリンピックと他分野を掛け合わせることで東京2020大会を国内外にアピールする斬新な企画を推進している天野春果氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 イノベーション…
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ガンダムが超小型人工衛星から東京オリパラ応援、前代未聞のプロジェクトはいかに誕生したか
東京2020大会組織委員会 天野春果氏に聞く(上)
開幕まで200日を切った東京オリンピック・パラリンピック(東京2020大会)。オリンピック出場権を懸けたアスリートの戦いの模様や、競技場の竣工状況の様子などが日々メディアで取り上げられ、にわかに活気づき始めている。
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「ダンスをスポーツ、教育に」 EXILE TETSUYA氏の挑戦
日本を代表するダンス&ボーカルグループ「EXILE」。このグループの一員であるEXILE TETSUYA氏(以下、TETSUYA氏)が、ダンスを軸にしたスポーツと教育に関わる取り組みを進めている。同氏は2017年、グループとしての活動の傍ら、早稲田大学院(修士課程)に入学し、ダンスと教育をテーマに…
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南野選手加入のリバプールFC、日本ハムとスポーツの力でCSR
2019年12月19日、英プレミアリーグ・リバプールFCにオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表の南野拓実選手が加入することが発表された。2019年のUEFAチャンピオンズリーグのチャンピオンであるリバプールFCに、日本人選手が加入するのは初めてのことである。
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地域課題解決目指す異色のコラボ、Jリーグ×丸の内×東大先端研がつくるラボ
サッカーを通じて社会連携を目指すJリーグ、日本有数のビジネス街である丸の内のまちづくり団体・エコッツェリア協会の二者が主催する「Jリーグ丸の内ラボ」のプレイベントが、2019年10月に都内で開催された。丸の内を代表するデベロッパーである三菱地所、東京大学先端科学技術研究センター(以下、東大先端研)…
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マイクロソフトとNFLチームの合弁、複合施設と投資で経済活性化
米プロアメリカンフットボールNFLのグリーンベイ・パッカーズとIT大手マイクロソフトのジョイントベンチャーが、成功を収めつつある。
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日本から世界レベルの選手輩出へ、Jリーグが英国式育成「Project DNA」
2019年2月、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)はワールドクラスの選手・指導者の輩出を目指す育成改革「Project DNA」を発表した。このプロジェクトはJリーグチェアマンの村井満氏の主導で進められているもので、その個人的な熱量からも、日本サッカーの未来に関わる重要なプロジェクトであるのは明ら…
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スポーツビジネス、欧州サッカーから学ぶ3つの最新トレンド
サッカーにおける世界最高峰の大会であるUEFAチャンピオンズリーグ(以下、CL)や、UEFAヨーロッパリーグ(以下、EL)。これらの大会には、スポーツビジネスにおける数々の最新トレンドが詰まっている。
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「なくてはならない存在がゴール」、会計士出身の理事が語るJリーグの未来
開幕から四半世紀以上が経ち、成熟期を迎えているJリーグ。かつては「サッカー後進国」と言われた日本にサッカーを根付かせることに成功し、今後さらなる発展を目指している。ではリーグの“経営層”は、現状をどう評価し、今後に向けてどのような計画を立てているのだろうか。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネ…
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名門Jクラブからザンビアへ、アフリカと日本をつなげる元Jリーガーの挑戦
「日本人の目をアフリカに向けさせたい」――こんな使命感を抱き、2019年から戦いの場をアフリカ・ザンビア共和国に移したプロサッカー選手がいる。Jリーグ通算284試合に出場し、名門・横浜F・マリノスなどでも活躍した経歴を持つ中町公祐選手だ。「マリノスから契約延長のオファーも届いていた」という中、なぜ…
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日本ラグビー復活に向けて本格始動、21年プロリーグ化構想で目指すもの
いよいよ大詰めを迎える「ラグビーワールドカップ2019日本大会」。このビッグイベントの熱気を、今後の国内ラグビー界の発展の起爆剤にできるか、真価が問われることになる。
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アジア発格闘技ONE チャンピオンシップ、スポーツ界「世界一」への成長戦略
日本人ハーフのCEOチャトリ・シットヨートン氏に聞く
今、世界のスポーツビジネス界で旋風が起こしている団体がある。それは格闘技ビジネス、しかも欧米でなくシンガポール発の「ONE チャンピオンシップ」である。同大会は今や、世界140カ国、26億人以上の視聴者を持つアジア最大のスポーツメディア企業となり、欧米の著名な電子メディアと配信・放映の契約を結んで…
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目指すは“アジアのてっぺん”、JBA三屋会長が語る日本バスケの未来
非バスケットボール出身者ながら日本バスケットボール協会(JBA)会長や国際バスケットボール連盟(FIBA) セントラルボードメンバーなどを務める三屋裕子氏と、B.LEAGUEチェアマンでJBA副会長の大河正明氏、JBA事務総長の田中道博氏の3人。三屋氏らには日本バスケットボールの発展とともに、かつ…
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バレーから転身、三屋裕子会長が語る日本バスケさらなる成長のシナリオ
2014年11月に国際バスケットボール連盟(FIBA)から国際資格停止の制裁を受けたことに端を発し、抜本的な改革を実行してきた日本バスケットボール協会(JBA)。当初、その旗を振ったのは川淵三郎氏(現・日本トップリーグ連携機構会長)だが、川淵氏の後を継いだ3人が実質的に協会を三位一体の体制で運営し…
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市民に開かれたボールパークに進化、横浜スタジアム改修後の姿
1978年にオープンして以来、横浜市のシンボルの1つになっている横浜スタジアム。2020年の東京五輪では、野球およびソフトボールのメイン会場として使用されることが決まり、現在増築・改修を行っている。これと同時に、横浜DeNAベイスターズが推し進めているのが「コミュニティボールパーク化構想」だ。
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「ナショナルアリーナ」の実現目指す、Bリーグ躍進への第2フェーズ
開幕から3年。2018-19シーズンの総入場者数が過去最多の約259万人に達するなど、躍進を続けるBリーグ。現段階の「第1フェーズ」を終え、これからは「第2フェーズ」へと進んでいくという。
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世界に7つのクラブを所有、シティ・フットボール・グループのグローバル戦略
世界的なサッカー事業グループである、英国のシティ・フットボール・グループ(以下、CFG)。2014年7月、日産自動車とグローバルパートナーシップを締結。横浜F・マリノスの少数株主となり、日本サッカー界で初めて外資企業が株主となったことで話題を呼んだ。
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プロ野球、Jリーグ超えを目指すBリーグ、飛躍期す4年目の戦略
日本代表チームの活躍と各クラブの努力によって、「勝負の年」と目されていた3シーズン目も堅実な成長を続けたBリーグ。4年目となる2019-2020シーズンは、開幕前にFIBA(国際バスケットボール連盟)ワールドカップが開催され、閉幕後には東京オリンピックが開催される日程とあって、さらなる盛り上がりが…
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「勝負の3年目」も入場者3.6%増、Bリーグを支えた「両輪」
21年ぶりに自力でのワールドカップ出場を決めた日本男子代表チームや、NBAドラフトでワシントン・ウィザーズから一巡目指名を受けた八村塁選手の登場など、空前の追い風が吹いている日本バスケットボール界。その土台を支えているのは言わずもがなBリーグである。
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スポーツが儲かれば地域社会に還元できる、異業種から転身した経営者が語る
近年、異業種でビジネス経験を積んだ人材がスポーツ業界に参入するケースが増えている。例を挙げれば枚挙にいとまがないが、今注目を集めているのは、新興のプロスポーツリーグで活躍する2人の経営者だ。