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 ウエアラブルデバイスを使い、選手のケガを予防しようという動きが米スポーツ界で広がりつつある。代表的なものの一つが、野球の投手のケガを予防するための「motus BASEBALL」である。米メジャーリーグ(MLB)では2015年から試合中にも着用が認められ、15チームが正式採用している。また日本でもオンサイドワールドが2019年9月3日に発売した(関連記事)。

 同システムは米Motus Global(モータス・グローバル)が開発したもので、センサーを搭載したスリーブを着用して投球することによって、投球動作に関する数値やトレーニング量、肘のストレス値のデータを取得する。取得するデータは「リリース時の前腕と地面の角度」「腕の振りのスピード(RPM)」「後期コッキング期の肘の外旋運動(2nd外旋)」「アームストレス値(肘の内側側副靭帯にかかる最大トルク)」の4つだ。これらのデータやそこから判定された運動負荷値などがiOS用スマートフォン(スマホ)アプリ上に表示される仕組みだ。

「motus BASEBALL」のアプリ画面とセンサー、スリーブ。投手がセンサーを搭載したスリーブを着用して投球することによって、投球動作に関する数値やトレーニング量、肘のストレス値のデータを取得する
「motus BASEBALL」のアプリ画面とセンサー、スリーブ。投手がセンサーを搭載したスリーブを着用して投球することによって、投球動作に関する数値やトレーニング量、肘のストレス値のデータを取得する
(図:motus BASEBALL)
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