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 米国時間の2019年12月5日、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)傘下のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)と米プロアメリカンフットボールNFLのロジャー・グッデル・コミッショナーは記者会見で提携を強化し、アメフト選手をケガから守るAI(人工知能)技術「Digital Athlete(デジタルアスリート)」を共同開発すると発表した。そこにはクラウドビジネスの発展と激しい競争も見え隠れする。

 NFLは2015年、米ゼブラ・テクノロジーズの加速度計やGPS(全地球測位システム)機能を内蔵したRFIDチップを全選手が着用するショルダーパッドに装着し、選手の位置や速度の計測を開始。そのリアルタイム分析にAWSの機械学習/AI関連を含むクラウドサービスと、機械学習関連支援サービスを活用してきた。その結果、「Next Gen Stats(次世代スタッツ)」と名付けたデータ情報サービスを展開している。

AWSのデータ情報サービス「Next Gen Stats」
AWSのデータ情報サービス「Next Gen Stats」
(図:AWS)
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 これは選手が走ったルートや速度、パターンなどを分析したもので、一部がテレビ中継や専用サイトで公開されているほか、大部分はトレーニングやスカウティングのために所属チームに提供されているものだ。2017年からはボールにもチップが内蔵されるようになった。

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