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 新型コロナウイルスの世界的流行が続いているが、米国時間2020年5月16日、カーレースのNASCARが3月8日以来となるレース、「ザ・リアルヒーローズ400」をサウスカロライナ州ダーリントンで無観客開催した。

 地上波Foxによるそのテレビ中継は、平均視聴者数626万人を記録した。これは3月8日に行われたレースの458万人を38%も上回った。さらに世界的に有名な「デイトナ500」を除くと、この3年間のカップシリーズで最も多い数字となっている。

無観客で再開したNASCARのWebページ
無観客で再開したNASCARのWebページ
(図:NASCAR)
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 この結果は、いかに視聴者がスポーツに飢えているかをはっきりと表している。米国ではプロロデオや総合格闘技UFCなど再開の動きが出ているものの、まだ大半のスポーツイベントが停止している状況で、今回はまさしく大注目コンテンツになったといえる。

 興味深いことに、18~34歳男性の視聴者数が停止前に比べて47%も増えたという。これは同日のFoxによる全放送番組の中でも圧倒的だ。つまり、新規の若者のNASCARファンが増えたということだ。この結果についてFoxスポーツのエグゼクティブプロデューサー、ブラッド・ゼイジャー氏は「ただ誇りに思います。我々全員がスポーツを取り戻したいのです」と心境を語っている。