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 米国ではスポーツ再開の動きが一部で出ているが、プロバスケットボールNBAはシーズンが中断したままで再開のメドが立っていない。そんな中、オーランド・マジックがソフトウエア企業のBallogyと提携し、青少年向けのバーチャルなトレーニングキャンプを実施している。使用しているのはBallogyのモバイルアプリと日本でも急速に普及が進むウェブ会議システムのZoomだ。

 オーランド・マジック・バーチャルキャンプは6~17歳の児童が対象で、2020年6月1日から月~金曜の1週間単位で6月26日までの開催予定となっている。参加に必要なのはスマートフォンやタブレット、PCといったハードウエアと、ZoomとBallogyという2つのモバイルアプリ、ボールやシューズ、水筒などの基本的な用具のみとなっている。バスケットリングは必要ないが、要望すれば追加の指導が受けられるという。

オーランド・マジック・バーチャルキャンプの募集ページ
オーランド・マジック・バーチャルキャンプの募集ページ
(図:オーランド・マジック)
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 午前9時からZoomを使ったミーティングが行われ、ウォームアップやその日の練習内容が伝えられる。午前11時から1時間、Ballogyを使用した練習が行われ、12時から30分間、再びZoomでの振り返りが行われる。その後、午後5時まではBallogyでの自由練習、というのが毎日のスケジュールだ。

 指導を行うのはバスケットボールのプロの指導者団体であるザ・ナショナル・バスケット・アカデミー(TNBA)に所属するコーチたち。2つのソフトを駆使することで双方向性のあるウォームアップや指導、グループ練習が実現できるとしている。

 Zoomを使用することで多人数の参加者とコミュニケーションができる点は、会議や研修への導入が進む時流にまさに乗ったものだといえるだろう。