
(出所:123RF)
著作権を侵害する海賊版サイトなどへのアクセスを制限する「サイトブロッキング」の是非が取り沙汰されている。ただ、サイトブロッキングの具体的な手法は意外に知られていない。この特集では、サイトブロッキングに利用されるいくつかの手法を取り上げ、それぞれの仕組みやデメリットなどを解説する。
著作権を侵害する海賊版サイトなどへのアクセスを制限する「サイトブロッキング」の是非が取り沙汰されている。ただ、サイトブロッキングの具体的な手法は意外に知られていない。この特集では、サイトブロッキングに利用されるいくつかの手法を取り上げ、それぞれの仕組みやデメリットなどを解説する。
サイトブロッキングの4番目の手法は「URLブロッキング」だ。ISPがDPI(Deep Packet Inspection)装置と呼ばれる機器を導入し、この機器を使ってURLをチェックすることで実現する。
ユーザーがアクセスしようとしているWebサイトのIPアドレスを見てブロックするのが「IPブロッキング」だ。ISPがルーターに設定することで実現する。
違法なWebサイトへのアクセスをブロックするサイトブロッキング。日本におけるサイトブロッキングは、「DNSブロッキング」と呼ばれる手法を念頭に置いて議論されている。
違法なWebサイトへのアクセスをブロックするサイトブロッキング。その手法の1つが「検索エンジンからの除外」だ。検索サービス事業者に申請することで実現する。
違法なWebサイトへのアクセスをブロックする手法は具体的には4種類ある。ただ、どの手法も特有の問題点を抱えており、決定的なものはない。
日本でサイトブロッキングが許されるかどうかには、意見が真っ二つに割れている。このため、日本のサイトブロッキングに関する議論は暗礁に乗り上げている。