日経BPのシリコンバレー支局発の速報を1週間分まとめた形で再編集。現地の最新動向を簡潔にお伝えします。

シリコンバレー最新動向総ざらい
目次
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Mac Proは米国生産継続へ、アマゾンダッシュボタンはサービス終了か
米アップル(Apple)の次期「Mac Pro」は、当初中国生産と報じられていたが、部品の関税免除が認められないことから米国生産を継続する可能性が出てきた。IoT(Internet of Things)の象徴的な取り組みといわれてきた米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)の「ダッシュボタ…
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汎用AI開発にマイクロソフトが10億ドル、アップルはインテルからモデム買収
2019年7月22~28日
広範な用途に使える汎用人工知能の実現に向けて、米マイクロソフト(Microsoft)がベンチャーへの10億ドル投資を決定。米アップル(Apple)は米インテル(Intel)のモデム事業を買収した。5G(第5世代移動通信システム)を見据えた動きだ。
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家庭用ロボの開発急ぐアマゾン、5Gの期待かかるクアルコムに逆風
2019年7月15~21日
米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)の家庭用ロボット開発が加速しているようだ。米クアルコムは、その強さ故に同社への風当たりも強くなっている。
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インスタグラムに“いじめ防止”AI、ソフトバンクの米自動運転企業への出資が承認
2019年7月8~14日
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で広まるいじめを防ぐべく、写真共有アプリ「インスタグラム」にAIを活用したいじめ防止機能が導入される。次々と投資先を拡大するソフトバンク・ビジョン・ファンドによる新たな出資が承認された。
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ウェイモが自動運転乗客輸送サービス拡大、「Mac Pro」新モデルは中国で製造
2019年7月1~7日
米ウェイモ(Waymo)の自動運転技術による乗客輸送サービスの地域が拡大。米アップル(Apple)の新型「Mac Pro」は中国で製造と報じられた。前モデルが米国製造となったときには「米国の製造業回帰」の象徴ともいわれたが、やはり容易ではなかったようだ。
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バッテリー自社生産を目指すテスラ、自動運転ベンチャー買収のアップル
2019年6月24~30日
米テスラ(Tesla)がバッテリーの自社生産を目指していることが報じられた。同社と提携しているパナソニックなどへの影響はどうか。さらにテスラは、バッテリー向けに日本製アルミニウム合金を使おうとしている。
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ソフトバンク系ベンチャーがピザ無人宅配、アマゾンはゲームでリストラ
2019年6月17~23日
宅配サービスに自動運転技術を適用する動きがさらに加速している。アップルが声明を出すなど、米中貿易摩擦の影響は米国企業にも及んでいることがうかがえる。
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鴻海がiPhoneの中国外生産を視野に、ウーバーの空飛ぶタクシーは豪でも実証
2019年6月10~16日
米中貿易摩擦や米国政府による中国・華為技術(ファーウェイ)の余波が、米国企業にも本格的に及び始めた。「iPhone」のサプライチェーンは変更を余儀なくされるのか。「空飛ぶクルマ」の技術開発も活発だ。
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「モデルY」生産計画が明らかに、ゲイツ氏は新興AIチップに出資
2019年6月3~9日
米テスラ(Tesla)が新型「モデルY」の生産計画を発表。米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)は自社イベントで新型ドローンを披露した。ビル・ゲイツ氏は人工知能(AI)チップに投資。GAFAの反トラスト法を巡る動きも慌ただしくなってきた。
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フェイスブックがAIアシスタントに再挑戦か、アップルによるヘルスケアベンチャー買収も判明
2019年5月27日~6月2日
AIアシスタントや仮想通貨への進出など、米フェイスブック(Facebook)の動きが目立つ。米アップル(Apple)がぜんそくのモニタリング技術を手がける新興企業を買収していたことも判明した。
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アマゾンが自動車産業に食指、グーグルはスマートグラス最新版
2019年5月20~26日
米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、2019年3月に開催した全従業員参加会議で、自動車産業の最近の動向について「とても魅力を感じている」と語った。同会議の録音データを入手した米CNBCが21日に報じた。