全745文字
PR

 ホンダが2019年8月9日に発売する背高ワゴンタイプの新型軽自動車「N-WGN」は、ボディー骨格への超高張力鋼板の使用比率を約40%(質量比、以下同じ)に高めて、衝突安全に対応した。使用比率は先代車に比べて2倍超となる(図1)。

N-WGN
図1 新型「N-WGN」
ボディー骨格はN-BOXをベースに開発した。(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

 同社は、引っ張り強さが780MPa級以上の鋼板を「超高張力鋼板」と定義する。先代車のボディー骨格への同鋼板の使用比率は15%程度である。新型車では39.8%に増やした。ボディー骨格の質量増加を抑えながら衝突安全に対応するため、より強度の高い高張力鋼板を多用した。

 先代車のボディー骨格では側面衝突に対応するために、サイドシルに980MPa級の高張力鋼板を使っていた。780MPa級はフロントフレームの一部に使用した。

 一方、センターピラーやフロントピラー、フロントフレームの前部などに使ったのは590MPa級である。このように先代車のボディー骨格では、590MPa級の使用比率が最も多かった。