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 NC(数値制御)装置は多種多様な工作機械に付加されるために、もともと機械特性に合わせた特注度合いが強い製品であることは既に本コラムで説明した。にもかかわらず日本では、特注度合いが強いはずのNC装置を、そのまま素直に特注品として開発することはなかったのである。なぜならば、NC装置の開発を担ったのは他産業から参入したファナック(参入時は富士通の事業部門)のような専業メーカー(当時)だったので、標準的なNC装置を多くの工作機械メーカーに売りたいという合理的な動機が強く働いたからである。

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