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 世界の企業向けIT大手17社における2020年7~9月の四半期業績が出そろった。17社のデータセンター(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)、ソフトウエア、サービス、クラウドの4事業分野の売上高合計は1285億3200万ドル(約13兆3890億円)で前年同期を4.4%、4~6月期を2.0%上回った。

表 世界IT大手17社の2020年度第3四半期(7~9月)の事業分野別売上高
アクセンチュアとTCSは2四半期、マイナス成長が続く
表 世界IT大手17社の2020年度第3四半期(7~9月)の事業分野別売上高
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 コロナ禍の影響がほとんどなかった2019年10~12月期が前年同期比8.4%増、影響が出てきた2020年1~3月期が7.2%増、4~6月期が3.2%増と、売上高の伸び率は下がり続けていたが、今期は1.2ポイント持ち直しており、早計かもしれないが大手IT企業の業績を見る限り4~6月期がコロナ禍の影響の底となった可能性がある。

 一方、IT事業のもうけを示す営業利益(グーグルを除く16社)は、前年同期比11.5%増の255億7400万ドル(約2兆6640億円)と2桁増を記録。19年10~12月期が6.8%増、20年1~3月期が4.8%増、4~6月期が2.4%増だったから一挙に回復した。利益率は20.7%で1年前を1.9ポイント上回る。