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 世界の企業向けIT大手17社の2020年10~12月の四半期業績が出そろった。17社のデータセンター(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業分野の合計売上高は1386億5000万ドル(約14兆4640億円)となり前年同期を5.4%上回った。成長率を見比べると2020年1~3月期は7.1%増、コロナ禍の影響が出始めた4~6月期は3.1%増だったが、7~9月期は4.3%増、10~12月期は5.4%増と着実に回復に向かっている。

 ただし、パブリッククラウドを除く3事業分野の合計売上高の推移を見ると、2020年の1~3月期は0.6%減、4~6月期が4.8%減、7~9月期が3.7%減、10~12月期が2.6%減と4四半期の全てがマイナス成長だった。10~12月期の4事業に占めるクラウド比率は31.1%で1年前と比べると5.7ポイント上回る。2020年通年のクラウド比率は29.7%で、2019年より5.8ポイント増えた。

表 IT大手17社の2020年度第4四半期(10~12月)の事業分野別売上高
クラウド頼みが続く
表 IT大手17社の2020年度第4四半期(10~12月)の事業分野別売上高
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