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 2021年11月に米IBMからスピンオフした米キンドリル・ホールディングスが2022年2月末、第4四半期(2021年10月~12月)と2021年度の通年決算を発表した(通年決算は図を参照)。

図 米キンドリルと米IBMの2021年度業績(単位:100万米ドル)
図 米キンドリルと米IBMの2021年度業績(単位:100万米ドル)
キンドリルの稼ぎ頭は日本、売上高の16%、利益の40%
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 「世界最大のITインフラストラクチャー・サービス・プロバイダー」を自称するキンドリルの第4四半期売上高は45億5500万ドル(約5375億円)で前年同期から7.5%減少、税引き前損失は7億3200万ドル(約864億円)となった。

 損失額には、のれんの減損費用4億6900万ドルと取引関連費用1億2900万ドルが含まれる。取引関連費用はIBMから仕入れるハード、ソフトなどの価格が一般のIBMパートナー企業並みになったことによって発生した。従来はIBMの“社内価格”だった。

 IBMから見ると売り上げ増になる。IBMの第4四半期の売上高は為替固定で前年同期を8.6%上回った。キンドリル向け売上高の増加によって3.5ポイント上乗せされた。