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 システムインテグレーション(SI)で利用すべき要素技術の第1位は「機械学習」、続いて「ブロックチェーン」、「クラウドデータ連携技術」。情報サービス産業協会(JISA)が会員企業の技術者に尋ねる調査『情報技術マップ』2022年版の結果である。機械学習は2021年版調査でも1位だった。

 会員企業34社の技術者1395人が回答。機械学習について「利用実績は無いが今後は利用すべき」と答えた比率は61%だった。一方、機械学習のSI利用実績は12%にとどまり、調査対象113技術の中で101位だった。しかもこの10年間、100位前後のままだ。

 調査報告書は「機械学習で取り組んでみて確実に成果が出るか事前に明らかにすることが難しいなど、契約形態なども含めて既存のSI案件との違いが(利用の)阻害要因となっているかもしれない」と指摘している。

 利用すべき技術の10位内に入った「ブロックチェーン」「デザイン思考」「データマイニング」「ノーコード・ローコード開発」についても同様の要因がありそうで、案件の特性に合わせて従来手法との使い分けが進むかどうかが課題である。