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 米半導体大手ブロードコムが、仮想化技術の巨人、米ヴイエムウェアを買収する日程や今後のヴイエムウェアの売上計画が明らかになった。

 ブロードコムは2022年5月26日の買収発表から18カ月後の2023年10月31日までに買収を完了させる。当初、ブロードコムは15カ月以内の買収を望んだが、ヴイエムウェアは3カ月長い18カ月を要求、ブロードコムが認めた。

 ヴイエムウェアは5年後の2027年度に売上高を189億3000万ドルにする。2022年度(2023年1月期)の売上高は133億5000万ドルの見込みなので、5年間で1.4倍にする計算だ。

 成長の原動力としてヴイエムウェアはサブスクリプションサービスを挙げている。2023年度から2025年度にかけて年率26%~37%増で伸ばし、2025年度には全売上高の46%をサブスクリプションで占める計画である。

 以上はブロードコムが2022年7月15日、米証券取引委員会(SEC)に提出したヴイエムウェア買収に関する約300ページもの報告書に記載されている。報告書はブロードコムの株主にヴイエムウェア買収の根拠を示すもの。買収日程や売上高予測に加え、買収に重要な役割を果たした会議やイベントについて詳しく書かれているので、買収劇の舞台裏をのぞいてみよう。