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スマホの料金プランは携帯電話事業者によってまちまち。以下では、2019年7月上旬時点の情報に基づいて各社の料金プランを分析していく。

 ソフトバンクは端末代金の割引を含まない「分離プラン」 を2018年9月に導入済み。1つは50GBまで使えて特定の動画・SNSサービスがデータ消費の対象外となる「ウルトラギガモンスター+(プラス)」、もう1つは毎月の通信量によって4段階で料金が変わる「ミニモンスター」だ。

 これらの分離プランは、2年の継続利用を条件に一定額が24カ月間割引される「月月割」が適用されない。「月月割」が適用される旧プランの「スマ放題」「スマ放題ライト」は、2018年9月に新規受け付けを終了した。

 ソフトバンクの料金プランには、ケータイから機種変更して、初めてスマートフォンを使う人を対象とした「スマホデビュープラン」(1年目は月額980円〜)もある。しかし、大半の人は「ウルトラギガモンスター+」か「ミニモンスター」の2択になる。

 今回はソフトバンクの料金プランを選ぶポイントと、旧プランから変更した場合の損得を見ていく。ソフトバンクの料金プランは「2年契約」のあり・なしで料金が異なる。ここでは、途中で解約した場合に違約金が発生する「2年契約あり」の場合の料金(税別)で解説する。

「ミニモンスター」が安いのは2GBまで

 「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」のどちらが適しているかを見極める際、気を付けなくてはならないことがある。通信量が多い人は「ウルトラギガモンスター+」が適しているのは一目瞭然だが、通信量が少ない人に「ミニモンスター」が適しているとは限らないことだ。まずは、両プランの料金を確認してみよう。

ソフトバンクの主力プラン
ソフトバンクの主力プラン

 「ミニモンスター」は毎月の通信量が少ないライトユーザー向けのプランではあるが、「ウルトラギガモンスター+」より安く使えるのは2GBまで。2GBを超過すると、料金は5GBまでの月額7480円となり、「ウルトラギガモンスター+」と同額である。「ミニモンスター」を選んで得するケースは意外と少ない。

 「ウルトラギガモンスター+」は、特定の動画・SNSサービスを対象にデータ消費をカウントしないこともセールスポイントとしている。いわゆるゼロレーティングだ。YouTube、TVer、Hulu、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、AbemaTV、GYAO!が対象となっている。

 これらのサービスの他に、50GBを使い切れる人は少ないだろう。「ウルトラギガモンスター+」は事実上、データ通信の使い放題プランと捉えていいかもしれない。

 旧プランの「スマ放題」は国内通話がかけ放題で、「スマ放題ライト」は5分以内の国内通話がかけ放題だった。これに対して「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」は、通話料が20円/30秒の従量課金となる。通話定額とするには、オプションを追加する必要がある。現在「スマ放題」「スマ放題ライト」を契約していて、新しいプランに変更する場合は注意が必要だ。

任意で加入できる通話定額オプション
任意で加入できる通話定額オプション