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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第31回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第31回のお題は「DX推進の要? システム内製力はどれくらい必要か」。答える識者の1番手は、日経クロステックのコラム「IT職場あるある」でおなじみの沢渡あまね氏だ。「デジタル推進組織の創設ブームはまんざらでもない」と述べる沢渡氏は、既存のIT部門やシステム子会社の問題点をバッサリと斬った上で「終活」の必要性に言及する。ITベンダーの活用法も面白い。(編集部)

沢渡 あまね(さわたり あまね)
あまねキャリア工房 代表
沢渡 あまね(さわたり あまね) 1975年生まれ。業務改善・オフィスコミュニケーション改善士。IT運用エバンジェリスト。大手自動車会社、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、2014年秋より現業。企業の業務プロセスやインターナルコミュニケーション改善の講演、アドバイス、執筆活動などを行っている。著書に『IT人材が輝く職場 ダメになる職場』(日経BP)、『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』(翔泳社)、『業務改善の問題地図』『仕事ごっこ』『システムの問題地図』(技術評論社)など。
【質問1】大流行のデジタル推進組織の創設、どう評価する?
【回答】五分五分。「デジタルエクスぺリエンス」を創出できるならば悪くはない
【質問2】既存のIT部門、システム子会社をどうすべきか
【回答】ポテンシャルある2割の人員だけを残し、とっとと外を頼ったほうがよい
【質問3】デジタル時代におけるITベンダーの正しい使い方は?
【回答】自社の経営にダメ出しする「代弁者」、または中途採用のための「人材バンク」として活用