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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第31回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第31回のお題は「DX推進の要? システム内製力はどれくらい必要か」。答える識者の2番手に、外資系ITベンダーでCTO(最高技術責任者)などを務めた元・東京理科大学大学院教授の田中芳夫氏が登場する。DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で、ITベンダーに依存することの弊害を説く田中氏は、「中間業者」のように落ちぶれたIT部門とCIO(最高情報責任者)に奮起を促す。(編集部)

田中 芳夫(たなか よしお)
元・東京理科大学大学院教授
田中 芳夫(たなか よしお) 1949年生まれ。大学卒業後に大手重工業メーカーに入社しシステム開発などを担う。1980年に外資系コンピューターメーカーに転職しシステム・製品開発に従事。日本のPCの標準化にも尽力。2005年に外資系ソフトウエア企業に初代CTOとして入社。2007年より国立研究開発法人に参画するとともに、東京理科大学大学院にてソフトウエア開発、技術戦略などを講義。現在、ものこと双発推進代表理事、国際大学グロコム上席客員研究員。
【質問1】大流行のデジタル推進組織の創設、どう評価する?
【回答】システム開発などをITベンダーに依存してしまってはIT部門の二の舞
【質問2】既存のIT部門、システム子会社をどうすべきか
【回答】デジタル推進組織をどうするかの議論は、IT部門が変革の中心となり得るチャンス
【質問3】デジタル時代におけるITベンダーの正しい使い方は?
【回答】 ITベンダーに依存しているようでは、DXでもこれまでと同じことの繰り返し