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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第31回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第31回のお題は「DX推進の要? システム内製力はどれくらい必要か」。答える識者の3番手に、アイ・ティ・アール(ITR)のアナリスト甲元宏明氏が登場する。あと3年もすれば日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)ブームは去るとみる甲元氏は、企業のDXの試みが徒労に終わらないよう、デジタル推進組織やIT部門に「戦い方」を伝授する。(編集部)

甲元 宏明(こうもと ひろあき)
アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリスト
甲元 宏明(こうもと ひろあき) 三菱マテリアルでサプライチェーン改革、システム開発、ネットワーク再構築、グループ全体のIT戦略立案を主導。欧州企業との合弁事業ではグローバルIT責任者としてIT戦略立案・ERP展開を実施。2007年よりITRでクラウド、ネットワーク、ITアーキテクチャー、アジャイル開発/DevOps、開発言語/フレームワーク、BPM/EAI/EDI、OSSなどを担当し、ソリューション選定、再構築、導入などのプロジェクトを数多く手掛ける。
【質問1】大流行のデジタル推進組織の創設、どう評価する?
【回答】3年もすればブームは去る、それまでに永続的なイノベーション推進組織にすべし
【質問2】既存のIT部門、システム子会社をどうすべきか
【回答】DXを進めるためには、IT部門はシステムの内製にかじを切るしかない
【質問3】デジタル時代におけるITベンダーの正しい使い方は?
【回答】「完全内製」は無理、だがパートナーにふさわしくないITベンダーにつかまるな