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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第10回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第10回のお題は「なぜ日本では『GAFA』が生まれないのか」。このお題に答える識者の3番手は東京理科大学大学院の田中芳夫教授だ。日本の大手製造業から外資系コンピューターメーカーに転職し、後に外資系ソフトウエア会社でCTO(最高技術責任者)を務めた田中教授は、世界とかけ離れた日本のIT教育や企業の仕組み、産業構造などの変革を説く。(編集部)

田中 芳夫(たなか よしお)
東京理科大学大学院 経営学研究科技術経営専攻 教授
田中 芳夫(たなか よしお) 1949年生まれ。大学卒業後に大手重工業メーカーに入社し、システム開発などを担う。1980年に外資系コンピューターメーカーに転職しシステム・製品開発に従事。日本のPCの標準化にも尽力した。2005年に外資系ソフトウエア企業に初代CTOとして入社。2007年より国立研究開発法人に参画するとともに、東京理科大学大学院にてソフトウエア開発、技術戦略などを講義。現在「ものこと双発」の旗の下に産業や社会の構造改革を目指す。
【質問1】世界を狙うITベンチャーが日本で生まれない理由は?
【回答】ソフトウエアを「ベルトコンベアーで作る」発想ではイノベーションは無理
【質問2】AIなど最先端技術で後れを取る日本、これでいいのか
【回答】 ITを理解できない人がAIを理解できるわけがない、IT教育を見直すべし
【質問3】「GAFA」の時代、日本企業が生きる道は?
【回答】世界に開かれたエコシステムを作り、マイクロソフトの復活と同じ道を歩め