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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第11回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第11回のお題は「日本のIT政策、デジタル政策はこれでよいのか」。答える識者の2番手は、大手製造業でCIO(最高情報責任者)を務めた寺嶋一郎氏だ。「ジャパン・アズ・ナンバーワンを謳歌した国を目を覆いたくなるような惨状にしたのは、民間の努力不足よりも政治の責任である」とバッサリ斬り捨てた寺嶋氏は、そのうえでデジタルの時代における日本復活への道を示す。(編集部)

寺嶋 一郎(てらじま いちろう)
TERRANET代表
寺嶋 一郎(てらじま いちろう) 1979年に積水化学工業入社。製造現場の制御システム、生産管理システム構築などに従事。1985年マサチューセッツ工科大学留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー、アイザック設立に参画。2000年に積水化学 情報システム部長に就任、IT部門の構造改革やIT基盤の標準化などに取り組む。2016年に定年退職し、IIBA日本支部代表理事、BSIA事務局長、PCNW幹事長などを通じて日本企業のIT部門を支援する活動に着手。
【質問1】ITオンチの大臣や政治家につけるクスリはあるか
【回答】経営者のITオンチよりもたちが悪いので首をすげ替えるしかない
【質問2】日本の電子政府や電子自治体の課題や問題点は?
【回答】政府や自治体の貧弱なIT活用、デジタルのセンスの無さなど問題多し
【質問3】日本社会全体のデジタル変革に向けて必要なこと
【回答】ソフトウエアとイノベーションを大事にする文化の浸透を図れ