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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第12回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第12回のお題は「デジタル時代のあるべき雇用制度とは?」。答える識者のトップバッターは、日経クロステックの人気コラム「IT職場あるある」でおなじみの沢渡あまね氏だ。経団連も日本型雇用制度(新卒一括採用、終身雇用、年功序列)の見直しを唱える折、沢渡氏は統制型に最適化された雇用制度を維持していては、デジタルの時代に大きなリスクとなると指摘する。(編集部)

沢渡 あまね(さわたり あまね)
あまねキャリア工房 代表
沢渡 あまね(さわたり あまね) 1975年生まれ。業務改善・オフィスコミュニケーション改善士。IT運用エバンジェリスト。大手自動車会社、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、2014年秋より現業。企業の業務プロセスやインターナルコミュニケーション改善の講演、アドバイス、執筆活動などを行っている。著書に『仕事ごっこ』『システムの問題地図』『マネージャーの問題地図』『職場の問題かるた』『職場の問題地図』『業務デザインの発想法』(技術評論社)など。
【質問1】経団連が言う通り日本型雇用制度はもうダメか
【回答】ダメだ。統制型に最適化された雇用制度は組織にも個人にもハイリスク
【質問2】日本企業が相次ぎ導入している高額報酬制度はうまくいくのか
【回答】瞬間的にはうまくいくが、永続化させるにはレガシーな組織制度と文化の破壊が必要
【質問3】欧米流のジョブ型雇用は優秀なIT人材を確保する切り札になるか
【回答】それしか方法がない。正社員に対する理不尽な「何でも屋」扱いも改めるべし

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