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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第15回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第15回のお題は「新型コロナウイルス対策は真の働き方改革につながるか」。お題に答える識者のトップバッターは、土木設計の技術者として従事した後、IT担当に転じて長くCIO(最高情報責任者)を務めた木内里美氏だ。木内氏は感染症対策と働き方改革を混同することの愚を説くとともに、システム部門に対して外注依存から脱却する改革の必要性を訴える。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】在宅勤務を導入する企業が増えているが、果たして業務は回る?
【回答】一律に議論するのは誤り、在宅勤務が可能な企業や業務は限られる
【質問2】真の働き方改革につなげるために必要なことは何か
【回答】新型コロナウイルス対策と真の働き方改革は全く別物だ
【質問3】システム開発や保守運用の外部委託こそ遠隔にすべきでは?
【回答】外注依存から脱却すべき、システム部門は自らの働き方改革に取り組め