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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第36回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第36回のお題は「IT部門出身の社長が誕生する日は来るか」。答える識者の2番手に登場するのは、製造現場のシステム開発などを手掛けた後にCIO(最高情報責任者)を務めた寺嶋一郎氏だ。「ITが重要だということと、IT部門を重要視するかどうかは別の問題」のため、IT部門の未来は必ずしも明るくないとみる寺嶋氏は、IT部員がCIOとなり、社長を目指せるようにするための「秘策」を授ける。(編集部)

寺嶋 一郎(てらじま いちろう)
TERRANET代表
寺嶋 一郎(てらじま いちろう) 1979年に積水化学工業入社。製造現場の制御システム、生産管理システム構築などに従事。1985年マサチューセッツ工科大学留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー、アイザック設立に参画。2000年に積水化学 情報システム部長に就任、IT部門の構造改革やIT基盤の標準化などに取り組む。2016年に定年退職し、IIBA日本支部代表理事、BSIA事務局長、PCNW幹事長などを通じて日本企業のIT部門を支援する活動に着手。
【質問1】ITを重視する社長が急増、IT部員の将来は明るい?
【回答】 ITが重要だということと、IT部門を重要視するかどうかは別の問題だ
【質問2】生え抜きのCIOは減少、これをどう考えればよいか
【回答】 IT部門の変革が望まれており、生え抜きのCIOによる内からの変革は難しいから
【質問3】IT部員が将来、社長になるにはどうすればよいか
【回答】ビジネスアナリシスを習得し人間力を身につけたIT部員よ、社長を目指せ