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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第16回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第16回のお題は「日本企業のオープンイノベーションはうまくいくのか」。お題に答える識者の2番手には、日経クロステックの人気コラム「IT職場あるある」でおなじみの沢渡あまね氏が登場する。「タダで知恵や労力を借りられる」程度の認識でベンチャー企業やフリーランスに「協業」を持ちかける大企業。その愚かな取り組みに業を煮やす沢渡氏は鉄ついを下す。(編集部)

沢渡 あまね(さわたり あまね)
あまねキャリア工房 代表
沢渡 あまね(さわたり あまね) 1975年生まれ。業務改善・オフィスコミュニケーション改善士。IT運用エバンジェリスト。大手自動車会社、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、2014年秋より現業。企業の業務プロセスやインターナルコミュニケーション改善の講演、アドバイス、執筆活動などを行っている。著書に『仕事ごっこ』『システムの問題地図』『マネージャーの問題地図』『職場の問題かるた』『職場の問題地図』『業務デザインの発想法』(技術評論社)など。
【質問1】オープンイノベーションの「にわかブーム」はなぜ起きた
【回答】「タダで知恵や労力を借りられる」と大企業が錯覚し、フォーラム屋の存在も拍車をかけた
【質問2】画一的な組織文化の企業にベンチャーらとの協業は可能か
【回答】大企業側が変わろうとしない限り無理
【質問3】オープンイノベーションで成果を得るために必要なことは?
【回答】何をおいても予算と権限、参加者の目的意識と使命感が必要、ファシリテーターも重要に