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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第37回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第37回のお題は「緊急事態宣言から1年、日本のデジタル化はどこまで進んだ?」。答える識者の3番手に、アイ・ティ・アール(ITR)のアナリスト甲元宏明氏が登場する。「日本でテレワークが普及したのはすごいが、根本的には何も変わっていない」「DXは変革なのに日本企業のやっていることは従来のITやOAと同じ」と、日本におけるこの1年のデジタル化を辛辣に総括した後、真のデジタル変革につながる方策を指南する。(編集部)

甲元 宏明(こうもと ひろあき)
アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリスト
甲元 宏明(こうもと ひろあき) 三菱マテリアルでサプライチェーン改革、システム開発、ネットワーク再構築、グループ全体のIT戦略立案を主導。欧州企業との合弁事業ではグローバルIT責任者としてIT戦略立案・ERP展開を実施。2007年よりITRでクラウド、ネットワーク、ITアーキテクチャー、アジャイル開発/DevOps、開発言語/フレームワーク、BPM/EAI/EDI、OSSなどを担当し、ソリューション選定、再構築、導入などのプロジェクトを数多く手掛ける。
【質問1】日本や日本企業が大きく変わったと思うことってある?
【回答】日本でテレワークが普及したのはすごいが、根本的には何も変わっていない
【質問2】やはり日本は「IT後進国」だと実感したことは?
【回答】 DXの取り組みでIT後進国を実感、従来のやり方をITツールに置き換えただけの企業多し
【質問3】この1年を踏まえ、これからのDXに必要なものは何か
【回答】 DXで皆が同じ方向に向かうために、できるだけシンプルな変革目標を掲げよ