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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第16回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第16回のお題は「日本企業のオープンイノベーションはうまくいくのか」。お題に答える識者の3番手は、調査・コンサルティング会社のアイ・ティ・アール(ITR)のアナリスト甲元宏明氏だ。米国での研究開発の実体験を基に、日本企業にありがちな「お任せ(丸投げ)タイプ」や「下請けタイプ」のオープンイノベーションではうまくいかないと指摘する。(編集部)

甲元 宏明(こうもと ひろあき)
アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリスト
甲元 宏明(こうもと ひろあき) 三菱マテリアルでサプライチェーン改革、システム開発、ネットワーク再構築、グループ全体のIT戦略立案を主導。欧州企業との合弁事業ではグローバルIT責任者としてIT戦略立案・ERP展開を実施。2007年よりITRでクラウド、ネットワーク、ITアーキテクチャー、アジャイル開発/DevOps、開発言語/フレームワーク、BPM/EAI/EDI、OSSなどを担当し、ソリューション選定、再構築、導入などのプロジェクトを数多く手掛ける。
【質問1】オープンイノベーションの「にわかブーム」はなぜ起きた
【回答】アベノミクスの「第3の矢」に明記され多くの企業人に認知されたから
【質問2】画一的な組織文化の企業にベンチャーらとの協業は可能か
【回答】スタートアップとの間に上下関係できてしまいがち、意識改革が必要
【質問3】オープンイノベーションで成果を得るために必要なことは?
【回答】企業はスピードとオープンマインドだけに配慮し、まず具体的な活動を始めよ