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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第18回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。今回は特別企画として枠を2倍に拡大して常連の識者8人に、新型コロナウイルス禍で露呈した日本のIT活用の後進性をばっさり斬ってもらう。

 お題は「アフターコロナ、『IT後進国』の日本は生まれ変われるか」だ。8番手、最後に答える識者は、日本の地方自治体のCIO(最高情報責任者)補佐官などを歴任した韓国人コンサルタントの廉宗淳氏だ。日本での生活が長くPCR検査や給付金などを巡る混乱に心を痛める廉氏は、ITの徹底活用により対策を進める韓国の「危機を機会に変える」取り組みを参考にしてほしいと訴える。(編集部)

廉 宗淳(ヨム ジョンスン)
e-Corporation.JP 代表取締役社長
廉 宗淳(ヨム ジョンスン) 韓国ソウル市公務員を経て、1993年に来日。2000年にe-Corporation.JPを設立し代表取締役社長に就任。2005~2010年、聖路加国際病院ITアドバイザー。2007~2017年、青森市情報政策調整監(CIO補佐官)。2008~2015年、佐賀県統括本部情報課情報企画監。2013~2014年、大阪府・大阪市特別参与(IT担当)。2015~2017年、パシフィックコンサルタンツITアドバイザー。2014~2016年、佐賀県多久市ITアドバイザー。学術博士。
【質問1】新型コロナ禍で明らかになったIT活用の後進性、どう見る?
【回答】韓国と違い新型コロナ対策を手作業に頼った結果、状況把握も困難に
【質問2】テレワークの導入や規制緩和の動きなどは評価できるか
【回答】「馬も買わずに鞍を買う」日本、業務や規制を改革しないで情報化するからおかしくなる
【質問3】アフターコロナの時代に向けてなすべきことは?
【回答】「危機をチャンスに変えるために何をなすべきか」を真剣に考えよ