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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第21回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第21回のお題は「ご用聞きに終始する日本のITベンダーに未来はあるか」。答える識者の3番手は、人材育成や変革プロジェクトのコンサルタントである白川克氏だ。ご用聞きのITベンダーを「サザエさん」に登場する三河屋になぞらえ合理的だが絶滅危惧種とした上で、「SEはコンサルタントになれるが、ITベンダーはコンサルティング会社になれるわけではない」真実を解き明かす。(編集部)

白川 克(しらかわ まさる)
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ バイスプレジデント
白川 克(しらかわ まさる) 中堅ITベンダーでシステム開発を経験後、2000年ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズに入社。以来、IT投資計画策定、人事、会計、販売管理、顧客管理、ワークスタイル改革、全社戦略立案などのプロジェクトに参加。プロジェクトをやりながらリーダーを育成することと、ファシリテーションが武器。著書には『業務改革の教科書』(日本経済新聞出版社)、『リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書』(日経BP)などがある。
【質問1】なぜ日本のITベンダーは皆ご用聞きになってしまうのか
【回答】ご用聞きは合理的だし、ITベンダーがビジネスを変えるインセンティブはない
【質問2】コンサルティングができなくてDXの時代を生き残れるのか
【回答】ご用聞きの「三河屋さん」は絶滅危惧種、牛丼屋みたいなITベンダーなら生き残れる
【質問3】提案力やコンサルティング能力はどうしたら身につく?
【回答】 SEはコンサルタントになれるが、ITベンダーはコンサル会社になれるわけではない