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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第28回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第28回のお題は「DXなど変革を担える人材のつくり方」。答える識者の3番手に、外資系ITベンダーでCTO(最高技術責任者)などを務めた元・東京理科大学大学院教授の田中芳夫氏が登場する。DX(デジタルトランスフォーメーション)を担う人材の育成面で、日本は先進国の中でも最低レベルであることを指摘する田中氏は、DXの推進と人材の育成のために海外、特に米国に学ぶことの必要性を説く。(編集部)

田中 芳夫(たなか よしお)
元・東京理科大学大学院教授
田中 芳夫(たなか よしお) 1949年生まれ。大学卒業後に大手重工業メーカーに入社しシステム開発などを担う。1980年に外資系コンピューターメーカーに転職しシステム・製品開発に従事。日本のPCの標準化にも尽力。2005年に外資系ソフトウエア企業に初代CTOとして入社。2007年より国立研究開発法人に参画するとともに、東京理科大学大学院にてソフトウエア開発、技術戦略などを講義。現在、ものこと双発推進代表理事、国際大学グロコム上席客員研究員。
【質問1】日本企業にDXなど変革を担える人材はいるのか
【回答】 DX人材は「デジタル・技術スキル」を備え「国際経験」もある人の中から探せ
【質問2】自らが変革人材となるためにはどうすればよいか
【回答】変革人材を志すならば、とにかく海外、特に米国の先進技術やシステムを学ぶべし
【質問3】変革人材を多数育成するためには何をすればよいか
【回答】「マイクロSI」組織を作り、企業戦略とIT 戦略の設計を共に任せよ