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 スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第29回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第29回のお題は「米司法省がグーグルを提訴、『アフターGAFA』時代は来るか」。答える識者のトップバッターは、製造現場のシステム開発などを手掛けた後にCIO(最高情報責任者)を務めた寺嶋一郎氏だ。本来は社会の公器であるべきGAFAが金儲けに走っている以上、グーグル提訴も致し方なしとした上で、GAFAを超えるスタートアップとして「ゼブラ企業」への期待を述べる。(編集部)

寺嶋 一郎(てらじま いちろう)
TERRANET代表
寺嶋 一郎(てらじま いちろう) 1979年に積水化学工業入社。製造現場の制御システム、生産管理システム構築などに従事。1985年マサチューセッツ工科大学留学を経て、人工知能ビジネスを目指した社内ベンチャー、アイザック設立に参画。2000年に積水化学 情報システム部長に就任、IT部門の構造改革やIT基盤の標準化などに取り組む。2016年に定年退職し、IIBA日本支部代表理事、BSIA事務局長、PCNW幹事長などを通じて日本企業のIT部門を支援する活動に着手。
【質問1】米司法省によるグーグル提訴をどう見る?
【回答】社会インフラと化したプラットフォームを私企業が握るのは危険、提訴も致し方ない
【質問2】GAFAを乗り越えるスタートアップは登場するか
【回答】社会貢献の理念を持つ「ゼブラ」からGAFAを超える企業よ、いでよ
【質問3】「アフターGAFA」に向け日本のIT産業の生きる道は?
【回答】自社の存在意義とビジョンを再度明確にして、自らリアルビジネスに関与せよ