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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第8回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第8回のお題は「技術者の転職が当たり前になれば日本は変わる」。このお題に答えるトップバッターは調査・コンサルティング会社のアイ・ティ・アール(ITR)のアナリスト甲元宏明氏だ。人月商売から脱出するためITベンダーからユーザー企業に転職しようとする技術者は多いが、甲元氏は「それでは幸せになれない」とする。その真意とは?(編集部)

甲元 宏明(こうもと ひろあき)
アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリスト
甲元 宏明(こうもと ひろあき) 三菱マテリアルでサプライチェーン改革、システム開発、ネットワーク再構築、グループ全体のIT戦略立案を主導。欧州企業との合弁事業ではグローバルIT責任者としてIT戦略立案・ERP展開を実施。2007年よりITRでクラウド、ネットワーク、ITアーキテクチャー、アジャイル開発/DevOps、開発言語/フレームワーク、BPM/EAI/EDI、OSSなどを担当し、ソリューション選定、再構築、導入などのプロジェクトを数多く手掛ける。
【質問1】技術者の争奪戦が激化、今の状況をどう評価する?
【回答】ユーザー企業はゼネラリストを重宝しマネジメント能力を中心に評価するから要注意
【質問2】転職しない技術者にはどんなリスクがあるか
【回答】企業はあなたの人生に責任を持ってくれない、専門性を発揮できる場を見つけるべき
【質問3】転職、副業、起業、自分の価値を高めるには?
【回答】5年後に自分がどうなっているのか想像して転職、副業、起業を考えよ