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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第8回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第8回のお題は「技術者の転職が当たり前になれば日本は変わる」。このお題に答える識者のラストバッターは、東京理科大学大学院の田中芳夫教授だ。日本の大手製造業から外資系コンピューターメーカーに転職し、後に外資系ソフトウエア会社でCTO(最高技術責任者)を務めた「転職の達人」は、自らが提唱する「マイクロSI」による起業を技術者に勧める。(編集部)

田中 芳夫(たなか よしお)
東京理科大学大学院 経営学研究科技術経営専攻 教授
田中 芳夫(たなか よしお) 1949年生まれ。大学卒業後に大手重工業メーカーに入社し、システム開発などを担う。1980年に外資系コンピューターメーカーに転職しシステム・製品開発に従事。日本のPCの標準化にも尽力した。2005年に外資系ソフトウエア企業に初代CTOとして入社。2007年より国立研究開発法人に参画するとともに、東京理科大学大学院にてソフトウエア開発、技術戦略などを講義。現在「ものこと双発」の旗の下に産業や社会の構造改革を目指す。
【質問1】技術者の争奪戦が激化、今の状況をどう評価する?
【回答】企業が価値を正当に評価しなかったため、転職の形で技術者の離反を招いた
【質問2】転職しない技術者にはどんなリスクがあるか
【回答】淘汰されて初めて、自らの技術が必要とされていないと気付いても遅い
【質問3】転職、副業、起業、自分の価値を高めるには?
【回答】10~20人の技術者によるプロ集団「マイクロSI」を目指してみてはどうか